なすしおばら山の会

定例・自主 山行記録

宝篋山

山行日 令和2年9月3日(木)

メンバー L:急便、S:やす、山ちゃん、イトちゃん、サエちゃん、クロちゃん、まーちゃん、智さん  8名

宝篋山は、茨城県つくば市と土浦市の境あり、一年間を通して気軽にトレッキングできる最近人気上昇している里山である。

9月3日は、台風の影響が心配でしたが、天気は曇りのち晴れとの予報から山行を行った。

宝篋山小田休憩所の駐車場に到着し、田園風景を見ながらスタートする。 

先ず、尖浅間山頂を目指し、常願寺コースを歩く。沢沿いの登山道を歩き、いくつかの名前のある小さな滝を発見した。

この日は、残暑や台風からの湿った風の影響で、私はバテバテ気味だったが、メンバーから果物や梅干しをいただき、体力や気力が回復!一つ目のピークである尖浅間山頂に到着する。 

次に、目指すは今日の目的地「宝篋山」、野鳥の森を通り、さらに山桜の

森を通り、宝篋山山頂に到着する。山頂では、360度の展望があり、東方には、霞が浦、北方には、日本百名山の筑波山を望む。

 

この日は、あいにく筑波山には、雲の笠が掛っていた。

下山は、極楽寺コースを歩く。途中で雷鳴がゴロゴロ!!と鳴き始めたので、下山を急いだ。 

栃木県の帰路は、時間に余裕があったので、途中地元の直売所によった。地域の特産物にもふれることができ、楽しい山行だった。 

今回山行した、宝篋山は登山コースがいくつもあり、登山道も整備され

歩きやすい山だった。また季節を変えて、行ってみたい山がまた一つ増えた。

葛老山 ー紅葉が待ちどおしい静かな山ー

葛老山(1123m)栃木百名山
2020年9月19日(土)
メンバー:ビーさん、サエちゃん、イトちゃん、セイさん、智さん、イコちゃん、かよちゃん、ひろちゃん、まさ、山ちゃん、ツカちゃん、ナベちゃん、さるちゃん、あち(14名)

道の駅湯西川の裏手にある山で、江戸時代初期の日光大地震で山崩れを起こし、五十里湖を作った山だ。湯西川のキャラクターの河童を七福神にした「かっぱ七福神」が迎えてくれる。
当日の天気予報は数日前から目まぐるしく変わっていた。雨から曇り時々雨となり、前日までは昼頃には雨となる予報だった。そして前日夕方、午前中は曇りの予報となり、雨も良い経験となると判断して実施を決断した。念のためメンバーの了解を得て出発を30分早めたが、心配をよそに雨は最後まで降らなかった。
数少ないAランクの山行のせいか多数の参加者だったので、2班に分けての活動とした。登り初めは階段状の直登で、ゆっくり目のスタート。雨上がりの杉林の中を慎重に登る。途中からカエデの林となり、登山道は九十九折となる。ほどなく最初の七福神「布袋和尚」がにこやかな顔で迎えてくれた。木彫りの七福神の脇には解説文があって勉強になる。この後山頂迄に七福神が揃う。一時間ほどで尾根に出て樹木の間からダム湖が見える。送電線の鉄塔で一気に視界が広がる。そこから山頂に向かってほぼ一直線、ゆるいアップダウンを経て山頂に到着した。2時間もかからなかったので予定よりも早い到着だった。ちょっと早かったが昼食を取り、雨を心配して長居はしない。帰りは順調に下り、1時間ほどで下山した。無事下山したかと思ったら、どこでやられたか数名がヒルにかじられていた。その後道の駅内にある温泉「湯の郷」や足湯で疲れを癒し、帰途に就いた。カエデの木が多く、紅葉が楽しみな山だった。その時期にまた登ってみたい。メンバーの皆さん、お疲れさまでした。
広々とした山頂
階段状の尾根を歩く
遠く葛老山山頂

黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳を攻める 

  • 2020.9.11~12 1泊2日(営業小屋泊)
  • メンバー:高さん(CL)、あやさん、せきさん、あみちゃん、ワコさん、つんさん、以上6名

◆12日早朝4:30、山小屋を山頂に向けて出発! 星空だ。八合目御来迎場にて御来光を仰いで山頂に向かう作戦だ。闇の樹林の中でヘッ電の灯りだけが動く。しだいに東の空が紫色からピンクに変化し始める。ゴールデンアワーの始まりだ。息が弾みテンションは上がる。

◆「出た、出た~」、「スッゲ~!」、「きれい~」5:25 雲海がオレンジ色に縁どられ、大きな陽の玉が昇り始めて世界を照らし出した瞬間だ。Rinde On Time 地球の自転!夜明け!新しい1日のスタート! 昨日までこんな光景を全く予想できなかっただけに、山の女神に感謝、感謝だ。             

6:50甲斐駒ヶ岳山頂2,967mに立つ。まさに大パノラマ! 雲海にそびえる八ヶ岳連峰、乗鞍、穂高、槍、立山、劔、鹿島槍、五竜、白馬と北アルプスの全山だ!御岳、中央アルプス。塩見、間ノ岳、北岳、鳳凰三山、お向いには女王 仙丈岳の優美で気高い姿が!

これらを眺めながら七丈小屋の朝食弁当、お洒落ないなり寿司を頬張る。食べ終わらないうちにガスが沸いてきた。あっという間に辺り一面は乳白色の世界に一変した。なんという展開だ! 続々と登山者が登頂してくるが、彼らにはさっきまでの眺望は無い。我々の作戦は間一髪のところで見事に的中したのだった!!

◆11日登山開始:日本三大急登 黒戸尾根は標高差2,200m、約10Kの長大で険しい尾根ルートだ。

そして古くからの登拝道でもある。さすがに安々とは登らせてはくれない。難所は刃渡りから始まるが、それは序の口。五合目小屋跡からは傾斜80度のハシゴが連続する。なかなかの高度感だ。ちょうど雨に降られる中だったので、なおさら気の抜けない登りを延々と続けた、次の瞬間!!               

いきなり目の前に山小屋が現れる。七丈小屋だ。世界的なクライマー花谷康広さんが4年前から管理人となった南アルプス唯一の通年営業の山小屋だ。コロナ対策を徹底しながら定員50名のところ12名(7月~8月は8名)に限定して営業を続けている。各人ごとに布団一枚分+両側20cmくらいのスペースが衝立で区切られていて安心で快適だ。小屋内の感染防止対策は手間を惜しまず徹底していて、頭が下がる思いだ。夕食後にはコーヒーやホットジンジャーなどのドリンクサービスがあり、おもてなしを感じる。しかもお値段は8,300円とリーズナブルなのだ。ドアを開けて外へ出たところにタカネビランジの淡いピンクの花が咲いていた。                

標高差600mを登って2,200mを下った2日目は、黒戸尾根の険しさと長さを十二分に実感させられた。2日間を振り返って気が付いたのは、同世代の高齢登山者がいないこと。一方で日帰りでチャレンジする若いトレイルランナーが異様に多いことだった。

さらに夢は膨らむもので、次は同じ日本三大急登の一つ谷川岳の西黒尾根に闘志を燃やす。

◆行動時間:初日6時間50分、2日目9時間25

 歩行距離:20km                    ( 高さん 記 )

5時25分 ご来光を仰ぐ
雲海に浮かぶ主峰赤岳ほか八ヶ岳連峰
連続する急こう配のハシゴ!!
甲斐駒の山頂に立つ。奇跡の大パノラマ!

常念岳〜蝶ヶ岳 縦走

2020.8.29-30

829日三股登山口の駐車場が心配でしたので深夜2時に集合しました。案の定第一駐車場は満車でなんとかすぐ下の広くなっている所に停められました。前常念までの登りは岩場の急登で苦労しましたが楽しめました。そこから小屋への分岐までは常念岳を左手に見ながらの稜線歩きで分岐から小屋までは槍を見ながら下って行きます。景色を堪能しながらゆっくり降りました。常念小屋はコロナの関係で人数を制限してますのでスペースを広く取ってあり快適でした。

2日目 30日は常念岳〜蝶槍〜蝶ヶ岳へと右手に奥穂や涸沢などを見ながらの稜線歩きでした。雷鳥も見ることができました。2日ともなんとか天気が大きく崩れる事なく、見事な景色を楽しみながらの登山となりました。

2020/8/8 八方ヶ原桜沢沢登り

日にち:2020.8.8(土)
メンバー:高さん、あやさん、Smith、トポ

 去年に引き続き桜沢での沢登りである。梅雨明けしたというのに朝から曇り空で予想気温も30℃未満である。今回は、沢登り初めてのSmithさんが参加し、高さん、あやさんは2回目である。

 8:15に道の駅たかはらを出発して1時間ちょっとで咆哮霹靂の滝に到着。沢靴、ハーネス等を装着して、沢登りの注意事項を2,3説明する。咆哮の滝は左はフリーでも簡単に登れるが、それでは面白くないので、トポがロープを付けてりードで咆哮の滝の中央部から取り付く。中間地点は長雨のせいか去年より少しヌメリが多いように感ずる。後続者のため去年使った滝上の立木にスリングをラウンドターンでアンカーを作る。Smithさん、あやさん、高さんが問題なく登る。

 ここから先はしばらくナメの楽しい遡行が続く。初めてのSmithさんはパシャパシャと歩いて「気持ちイ―!」と沢歩きを満喫している。高さん、あやさんも「水上アスレチックだぁー!」と2回目の沢歩きを楽しんでいる。

 ナメを堪能しているうちに雷霆の滝に到着。ここで滝を眺めながら昼食を摂る。来る途中にコンビニに寄るのを忘れてしまったので、持っている食べ物を分け合いながら何とか間に合わす。

 雷霆の滝の左は水量が多いが傾斜はそれほどでもないので、登れるか試しに足を入れてみた。しかし、水の圧力はやはり凄いもので足が前に進まず、とてもじゃないが登れそうもないので断念。あやさんが突然登る予定のルートをフリーで登り始める。前回の経験からフリーでも登れるとみたのだろう。でも途中で行き詰ったら大変なので慌てて制止する。下り始めたがステップが見つからずに躊躇しているので手助けする。クライムダウンでも滝のそれは難しいので安易に取り付いてはいけない。

 ロープを付けて滝の中央のほとんど流れのないところから登り始める。ステップはそれなりにあるが、かなりヌメっているのでタワシでヌメリをとりながら登る。気温もまずまずで寒くもなく、飛沫を浴びながらのクライムは気持ちが良い。滝上には大きな倒木があり重くて動かないのでこれをアンカーとし、セルフビレイもここからとる。後続の3人も問題なく登る。この滝の上部もまだまだナメが続き、少し薄日も射してきて皆ますますテンションが上がる。岩の間に流れる水流を突破するたびにドーパミンがバンバン出るのだろう。間もなく二股に到着し、ここで遡行終了にして登山道に出て道の駅たかはらに戻った。

咆哮の滝を登る
美しい階段滝を登る
3人そろってポーズ
あやさん頑張って!

大菩薩嶺

大菩薩嶺初心者向け王道コース!

2020.8.6(木)
メンバー  イトちゃん、山ちゃん、まさ、朔ちゃんの4名

本日は定例会の日。よってサクッと登って帰ってこなければならない。550分に黒磯文化会館を出発。平日なので中央道への合流地点も小仏トンネルも順調に通過。結果、9時に上日川峠に到着。平日にも関わらず第一Pも第二Pも、ほぼ満車。今回のルートは誰でも登れるかんたんな周回ルートだ。駐車場をスタートし福ちゃん荘を左手に進む。カラマツが美しい唐松尾根を登りきれば雷岩だ。そこを左に10分も行けば大菩薩嶺の山頂。眺望はないから記念撮影のみで雷岩まで戻りランチ休憩。まだ11時を過ぎたばかりだが朝が早かったのでちょうどいい時間。30分ほど休憩し大菩薩峠に向かう。賽の河原から振り返れば外菩薩嶺へ至る稜線が美しい。今回は富士山の雄姿は拝めなかったが残念だった。大菩薩峠にある介山荘で食後のかき氷などをいただく。あとは、広い林道をくだれば福ちゃん荘、上日川峠へと戻る。次回があれば、もう少しランクを上げて湯ノ沢峠から大蔵高丸、黒岳、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山と続く稜線を歩ければもっと大菩薩嶺を満喫できるだろう。

大菩薩嶺山頂に到着
雷岩から小金沢山方面を望む!
賽の河原から振り返った大菩薩嶺に至る稜線
中里介山による小説で有名な峠だ!

美しい花々とロングピストンの鳥海山

2020.8.2~8.3鳥海山

Aリーダー:つんさん、参加者:麗子、ワコ、やす

Bリーダー:高さん、参加者:クロさん、せき、山キュー、あやさん、あみちゃん

  

日本百名山の鳥海山は山形県と秋田県に跨る美しい山です。計画は山頂小屋に宿泊する予定でしたが、コロナの影響で、今回は秋田県側の鉾立山荘に前泊し翌日ピストンになりました。したがって初日は移動日。羽黒山参拝の後、海鮮丼や鳥海岩ガキを食し山荘に向かいます。

山荘は食事提供はないものの、1泊一人2500円程度の格安でほぼ貸し切り状態でした。美しい日本海に沈む夕日を堪能し宴会に突入。

二日目は朝5時登山開始。影鳥海を見ながら高度を上げます。御浜小屋辺りから鳥海湖を眼下に望みいたる所に花畑が見事です。ハクサンシャジンや鳥海アザミ、チョウカイフスマなど美しい花々に癒されました。

千蛇谷コースから雪渓を幾つか渡り、御室小屋につく頃にはガスが(/_;)

小屋付近で昼食をとりいよいよ山頂(新山)への岩場です。手足をフルに使いながら、狭い山頂に到着しました。残念ながらガスで展望は得られず。下りは外輪山コースから下山しました。

楽しい山行でしたが、山頂からの絶景は次回へ持ち越しとなりました。

それにしても岩ガキおいしかった。

 行程

8/2

山形羽黒山神社参拝--酒田海鮮市場で昼食と鳥海岩ガキ>>鉾立山荘15:00          

8/3

象潟口、鉾立山荘500---御浜小屋7:00---御室9:50/10:30---新山(山頂)11:00---伏拝岳12:00---御浜小屋13:50---15:30鉾立山荘     

 

千蛇谷の雪渓
ハクサンシャジンなどの花々
花畑
新山への岩場がすごい!

飯豊連峰の核心部を行く

★2020.7.1921 2泊3日(営業小屋+自炊)
★メンバー:高さん(CL)、あやさん、せきさん、あみちゃん、ワコさん、ゆみちゃん、つんさん、こいちゃん、以上8名

◆「うわ~すっごい~」、「素晴らしい~! なに この景色!」

7月191236分、剣ケ峰の岩稜を越えて喘ぎつつ三国岳の頂に立つ三国小屋に辿り着いた瞬間、眼前に広がった大パノラマに誰もが息を呑んだ。夏の陽光に照らされ白く輝く残雪と濃い緑色の飯豊連峰の主稜線。今回目指す主峰飯豊本山から御西岳そして最高峰大日岳の堂々たる山並み! 否応なしにテンションが急上昇した瞬間だった。 (写真1)

◆その日7:30に福島県側の川入の御沢キャンプ場登山口を出発

7月に入ってから初めて朝からの晴天! 心は踊るが、シュラフと食糧の入ったザックは重い。初日は切合(きりあわせ)小屋に泊、2日目は飯豊本山を越えて御西小屋(避難小屋)に行き、大日岳をピストンして御西小屋に泊まる。3日目、そこから一気に来た道を下山する計画だ。今年は新型コロナの影響で避難小屋に管理人さんはいない。つまりビールは販売していない。したがって宴会用の飲み物も持参している分、重さが増している。

小さなアップダウンを繰り返しながら標高を上げる。雪渓が現れ、その周辺は期待どおりのお花畑だ。ピンクの白山小桜が一斉に笑いかけてくる。シラネアオイやチングルマ、千島桔梗も負けてはいない。予定通り15時に切合小屋に着く。トンボの大群の歓迎を受ける。今年はトンボが多いので虫が少ないそうだ。小屋の外で仲間とビール片手に日没までの光の移ろいと奥深い山の空気に酔う。

ここで、2日目の計画を変更する。最終日の午後には天気が崩れる予報のため、早く下山できるよう、手前の営業小屋 飯豊本山小屋に泊まることにして、そこから大日岳までピストンすることとする。

2日目、ご来光を仰いで、朝5:45出発。草履塚、姥権現、御秘所などそれぞれ信仰登山の云われのある箇所を通過しながら順調に高度を上げ、飯豊山神社のある本山小屋に到着。狙っていたイイデリンドウが出迎えてくれた。飯豊の星と呼ばれる飯豊山の固有種だ。さらに東北の山特有のヒメサユリも。ほどなく主峰飯豊本山に立つ。ここからの御西岳へ続く雪田を抱えるたおやかな草原の稜線は今回のハイライトだ。ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、アオノツガザクラ、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマなどなど次々に現れる見事な群生を目の前にして歓声の連続。    (写真2、3)

いよいよ御西小屋から最高峰大日岳に向かう。

昼食休憩のあと、病み上りのTさんを残し7名で出発。ハクサンイチゲなど美しい花々に目を奪われながらも先を急ぐ。1時間ちょっとで大日岳到着。山頂からの絶景を堪能した後早々に下山。御西小屋近くの水場で今晩の水を調達し本山小屋に向う。(つん記)

夕刻本山小屋に戻る。今夜の献立は豚肉ソテーとすいとんだ。日没を見ながらの山の懐に抱かれて食べる夕食はこの上ない贅沢だ。

3日目朝5:47 下山開始。イイデリンドウをはじめ沢山のお花達に見送られて、13:40無事に御沢キャンプ場に到着。いいでの湯で3日間の汗を流し、山都蕎麦を食べて帰路につく。

仲間と共にいい山旅をした。

◆行動時間:初日7時間30分、2日目11時間、3日目7時間50

 歩行距離:36km

主稜線の大パノラマ
「飯豊の星」イイデリンドウ
たおやかな草原の稜線を行く
飯豊連峰最高峰の大日岳山頂

百名山 月山

2020. .18()

参加者.リーダー ヤモシン()、ホシ、まさ、やす、ケンちゃん、イトちゃん、

あち、ビーさん、サエちゃん、ラッセル、こばちゃん、クロさん 以上12名

この春から初夏にかけ新型コロナ自粛と梅雨時の長雨で、久々の山行となったが、車で山形市に抜けると青空ものぞくまずまずの天気となった。 

姥沢口からはまずリフトで上駅へ、ここからはコロナ対策で2班に分け頂上を目指す。

先発班は計画通り姥ヶ岳山頂から月山へ縦走、一方10分差で出発した後発班はしっかり道を間違え下道を行き、牛首分岐点で鉢合わせすることに。その後前後し月山山頂に到着した。

 雲を抜けた頂上付近では遠望も出来、絶景を見ることが出来た。

 頂上で起きたアクシデント2件。

一件は、出発時間を明示していなかった為かメンバーの二人が見つからず戻るのを待つこと10数分。

もう一件は、一名の方が両足の太ももが痙攣を起こし立てない状態になったが、メンバーの方から介護処置を受けてなんとか歩ける様になり、約一時間遅れで出発することになった。

 この様なこともあり、下山は全員で歩くことにし、途中残雪のアイゼン歩きもあったが、下まで痙攣が再発することも無く全員無事下山することが出来た。

  初リーダーでの山行であったがアクシデントもあり、対応処置の知識不足を感じるなどなど、貴重な体験が出来た山行きとなった。

上駅から出発
雲を抜けた
雪渓

ヒメサユリの山

鬼ヶ面山(1465.1m)
2020年6月27日(土)
リーダー:ケンちゃん・Nonちゃん・せき・あやさん・ワコ・あち・セイさん・つんさん・サエちゃん・イトちゃん・山キュー・まさ・トッポ・なお 以上14名

コロナ感染による緊急事態宣言も解除となり、県跨ぎの移動も可能となった事もあり、駐車場の確保が心配だった。当初予定していた時間より1時間も早い4時に出発したのが正解で、駐車場に3台停める事が出来た。
天気もテンクラ予報では"C"で、最悪を覚悟していたが、幸い天気予報が外れ薄日の差す1日になった。
  そして本日の目的でもあるヒメサユリも見頃を迎えて、稜線には濃いピンクのヒメサユリが彩り、登山の疲れを癒してくれた。
 また他にも、タニウツギ、イワウチワ、イワカガミ、シラネアオイ、ツバメオモト、コケイラン等、数多くの種類の花を見る事が出き、大満足の山行だった。

六十里越登山口6:52-六十里越7:23-南岳9:14-鬼ヶ面山10:03-北岳の手前(昼食)-鬼ヶ面山11:34-南岳12:16-六十里越13:45-六十里越登山口14:08

日光高山 花との出逢いを求めて

2020年6月10日(水) 

参加者:クロさん、イコちゃん、かよちゃん、山ちゃん、山キュー、イカさん、ツカちゃん、ナベちゃん、やす(リーダー) 

  当初、竜頭ノ滝の駐車場を出発し、高山に登ってから千手ヶ浜まで行き、中禅寺湖畔沿いを通って出発地点に戻る計画であった。しかしながら、中禅寺湖周回線歩道(北岸線)通行止めのため、千手ヶ浜へは行くことができなかった。このため、高山から小田代ヶ原方面に向かい、小田代ヶ原を経由して竜頭ノ滝まで戻ることにした。
  天気は上々。山道は、木々に囲まれ、新緑がとても眩しかった。また、鳥のさえずりやセミの声がとてもにぎやかであった。
 高山山頂までの山道では、アカヤシオやシャクナゲとの出逢いを期待したが、だめであった。山頂では、残り僅かとなったシロヤシオに何とか出逢うことができた。昨年よりも落花時期が早かったようだ。
 クリンソウの咲く千手ヶ浜へは行くことができなかったが、ルート変更した小田代ヶ原では、見頃になったズミの花々が出迎えてくれた。捨てる神あれば拾う神あり!
 小田代歩道を通り、シャクナゲ橋からは、湯川に沿って歩いた。湯川に近い所々、渓流のせせらぎでしばし足を止め眺め入った。そうこうしているうちに、竜頭ノ滝上に到着した。

2020.4.4 妙義山:相馬岳

メンバー:Falcon、トッポ、あや、ISOSmith、ユキ、せき、つん。

 

昨年同様、会として春の妙義山を訪れた。前回は中間道だったが、今回は相馬岳となる。

妙義神社から出発し、タルワキ沢から稜線に向かう。沢道で岩がゴロゴロしておりそこそこ道は悪い。稜線分岐に出て相馬岳に着く。頂上からの景色はかなり展望が効き良好。

 

折り返して、天狗岳、大のぞきなど複数のクサリ場が次から次へ。高度感と切り立ってる感が相まってさらなる恐怖感を出させてくれます。恐怖感に支配されますと、危険箇所で動けなくなりスタミナより消費する可能性があります。

 

白雲山コースは一般向きではなくバリエーションコースになっているので、技術的な事はもちろんですが精神力も求められます。また装備的にヘルメットは必須だと思います。補助的にハーネス、補助ロープもあればなお良いと思います。

 

妙義山は奥が深いので次回は「鷹戻しルート」を企画出来ればと思います。

  

写真1 クサリ場
写真2 クサリ場
写真3 相馬岳らの展望
写真4 大の字で

 

 

クサリ場のトラバース
クサリ場の下り
大の字で集合

マイナーなヤブ山に登る!

小佐飛山(1429m)
2020.3.28(土)
CLセイさん、トポさん、Falcon、ユキ、せき、あやさん、あみちゃん、つんさん、ケンちゃん、イコちゃん、なお、こいちゃん、ワコ、山キュー、朔ちゃんの15名

本日の山は、地元の山の小佐飛山。先週の3/22には定例山行で大佐飛山も実行されたがこちらの山は地味でマイナーな山。参加者は当然少ないと思っていたがなんと15名の人数に!車を萩平に駐車してスタート。すぐに堰堤を長靴に履き替えて徒渉。その後、登山口に履き替えて長靴はデポして登山開始。この山は林業関係者が多くの枝道を作っているので慎重に地図を読みながら進まなければならない。地図の読めない者は入山すべきではない。
残雪期に登られる山なのだが暖冬の影響で行けども、行けども雪が出てこない。1343m付近からは背丈を越える笹のやぶ。かき分けながら進むのに一苦労。
それでも何とかリーダーが設定した時間の10分前に山頂に到着。
残雪が残っていれば楽に登れたはずだが、こんな苦しみも終わってしまえば楽しい思い出に変わってくる。大勢がこの山を独り占め。(15人占めか!)大勢で和気あいあいと登るとマイナーな山もサイコーな山に変化した。
堰堤を渡る
ヤブを泳ぐ
山頂に到着
のんびり下山

2020.3.8(日)安達太良山

参加者 リーダー つんさん メンバー トッポ、せき、あみちゃん、やす、なお、こいちゃん、ゆみ、わこ 以上9名 

昨日まではてんくらAとかBだったのに、今朝起きたら、外は雨。これは山もヤバイかもと待ち合わせの場所へ。

二本松インターを降りてあだたらスキー場に到着。やはり小雨。とりあえず、準備して馬車道旧道から登山開始しました。勢至平から左に折れ峰の辻を目指します。このあたりから雪になり気温も低下 下って登り返して山頂直下に到着です。全く展望はなく雪風強し。

ザックをデポして、乳首(山頂)に登り写真撮影し、早々に下山です。薬師岳へ向かうも風雪で視界が効かず。途中でトレースを見失いましたが、なんとかGPSで方角を定め下山道を見つけました。

途中の樹林帯の木の下で昼食をとり、[ほんとの空]経由で登山口に降りました。冬山の厳しさを体感した登山となりました。
下山後は奥岳の湯にて疲れを癒し帰路に着きました。

奥岳登山口8:00−−勢至平9:30−−山頂11:00−−樹林帯昼食11:50,12:15−−奥岳登山口13:00

風雪の登り
山頂直下から乳首へ
山頂
記念撮影、全員そろってないm(__)m

雪洞を作って楽しむ!

沼原から日の出平
2020.2.29(土)
CL朔ちゃん、セイさん、トポさん、せき、あやさん、こいちゃん、ワコ、山キュー、ケンちゃん、こばちゃん、ラッセル、ゆみちゃん、ビーさん、やすの14名

本日の山は、雪山の講習会も兼ねての山行。よって、雪の山を初めて歩く初心者も多数。
この日の為にスノーシューを購入した方もいる。しかし、暖冬・・・。
いつもの冬季閉鎖されているところに車を駐車。例年ならこの場所からスノーシューを履いてスタートするのだが雪が無い。しばらく行ってから道路をショートカットするのだが今回はそれも無しにした。ほぼ、夏道を行く。若干の残雪はあるもののスノーシューを履くほどでもない。沼原の駐車場でやっとここからスノーシューを履く。しかし、そこからいくらも行かないうちにトラブル発生。私の古いスノーシューをビーさんに貸したのだが経年劣化で使用不可能に!ビーさんにはツボ足であるいてもらうことに。適当なところから尾根を一列渋滞で進む。全員に交代でトップを引いてもらう。慣れないせいかピッチが上がらない。よって沼原の貯水池が見渡せるゼッケンポイントで日の出平まで行くことを断念しのんびりとランチ休憩。
その後、下山開始し途中の良さげな場所で雪洞作りに挑戦。
約一時間半でなんとか三人程度が入れる雪洞が完成。次回は横穴を掘っての雪洞も作ってみたい。それよりも今度は雪洞に泊まるのもいいかなあ・・・・・!
スノーシューはまだ未装着
樹氷と雲海
沼原の貯水池を見下ろす
雪洞の作り方講習風景

2020.2.15(土)西大巓・西吾妻山

参加者 リーダー つんさん メンバー トッポ、麗子、高さん、せき、ケンちゃん、ヤモシン、やす、なお、ゆみ、ワコ、まなちゃん 以上12名

美しいモンスターの待つ西吾妻山へスノーシューハイク。 山の会のリーダーとしてのデビュー山行です。1週間前予報は雨。てんくらCこれはヤバイ❗しかしなんとか天候はいい感じに。
グランデコに着いたときは、まだ山は見えず不安がよぎる。しかし、第4クワッド降り場からスノーシューやわかんにて登山開始。西大巓の手前くらいで青空が。どんどん天候は回復し絶好の登山日和になりました。
西大巓山頂からは飯豊山やこれから登る西吾妻山が見えます。ひとしきり景色を楽しんで、西吾妻山に向かいます。山頂付近は見事な小さめモンスターがたくさん、絶景です。 山頂はどこか不明でしたが、この辺というところで集合写真。 避難小屋まで下り昼御飯を食べました。
下山ルートは西大巓には登らず手前からトラバースして横着しました。樹林帯をフリーで下山しふわふわを楽しみました。そしてゴンドラに乗ってスキーセンターへ。
メンバーには雪山初めての女性もおり感動していました。 来年はもっと雪が降って大きなモンスターが見れるといいな。
天候に恵まれ、絶景とモンスターを楽しんだ山行でした。

第4クワッド終点登山口9:00−−西大巓10:40−−西吾妻山11:40−−避難小屋昼食12:00,12:40−−ゴンドラ終点(下り乗り場)14:40
絶景の雪景色
西吾妻山から西大巓へ向かう
西吾妻山山頂付近
モンスターの中を登る

西穂高岳独標

日にち:2020.2.8(土)、9(日)
メンバー:高さん、トポ、ユキ、せき、麗子、ISO、Falcon(7名)

当初、テント泊で計画したが参加者が少なそうだったので、小屋泊に変更して7名での山行となった
定例山行で厳冬期の北アルプスは初めてである(まだ会の発足から2年目ということもあるが)
リーダーよりアンザイレン対象者や防寒対策、特に凍傷などについて装備を万全にするよう指示があった

地元を6:00過ぎに出発し途中の道は暖冬で雪は少なかった
新穂高ロープウエイ駅で昼食後、小雪がちらちら舞う中出発
それほど寒くなく少し汗ばむくらいである
1時間15分くらいで西穂山荘に着く(早い!)
笠ヶ岳という部屋に7名同室で割り当てられていたので良かった
夕食まで時間があるので、明日のアンザイレンの予行訓練や装備の点検をする
麗子はハーネス、フィギュア・エイト・ノット、ヘルメットの調節等うまくできず、明日に備えての直前講習会となった

朝6:00起床、7:00出発の予定であったが、混雑していて靴を履くのも順番待ちで、結局45分遅れとなる
小屋付近の温度は-15℃で風はそれほど強くない
小屋前の大きな雪だるまに見送られながらまずは丸山へ
丸山への登りの先に端正な真白いピークが・・・ピラミッドピークだ!
青空とモノクロームの雪稜の境に光り輝くピークは圧巻である
丸山の頂上付近は10m超の風で立ち止まると寒い
視線の先には黒っぽい独標が我々の登るのを待ち望んでいるかのような風貌で立ちはだかっている
いやでもモチベーションが上がる
独標へ少し登り始めた所で安全のためユキと麗子がアンザイレンする
後ろから来るせきもすでにFalconとアンザイレンして登ってくる
そして、9:05全員無事に独標に立つ
西穂高岳へと続くピークがガスの合間に顔をのぞかせ、感動的な素晴らしい眺めだ
しかし、寒さで長居はできないので写真を撮って下山となる
独標の下りはピックを刺しながらクライムダウンで無事下りる
1時間弱で小屋に到着、雪だるまが笑顔で迎えてくれた(^^)/
小屋に入って名物ラーメンを食す
ロープウエイ駅近くの温泉で汗を流して帰路についた

厳冬期の北アに行けるのも会の仲間がいるからと、しみじみ感じた今回の山旅であった
丸山の向こうにピラミッドピークが輝く
独標まであと少し
独標頂上にて
独標からの下りは慎重に

日和田山・物見山

2020年2月2日(日)
メンバー 智さん、イトちゃん、麗子、みっちゃん、朔ちゃん

日和田山は、埼玉県日高市にある人気のある山である。曼殊沙華が五百万本も群生することでも有名な巾着田からスタートする。登山道をしばらく行くと道は二手に分かれる。
ここが女坂と男坂に分岐で、右の女坂を選べばゆるいジグザクの登りで左の男坂を選べば沢沿いの岩場を登ることになる。いずれを選んでも金毘羅神社がある展望台地に出る。
そこからの眺望は素晴らしく眼下にはスタート地点の巾着田がその名のとおりの形で見下ろせる。右手には富士山、少し左には東京スカイツリーも見える。
そこから少し登ったところが日和田山。眺望を楽しんで次の物見山へ!
ここは山名標柱がある場所から100mほど北東に一等三角点があり地図上の物見山はそちらのようだ。物見山で少し早いランチ。
途中にある五常の滝を見学。以前は無料だったのが昨年の夏頃から200円徴収された。

今回のルートは、巾着田にある有料駐車場からスタートし反時計回りに周回した。
帰りは、西武池袋線の  駅まで歩き高麗駅までの一区間を電車で移動して帰る。
歩行距離は10キロ以上だが高低差がないので初心者向きのハイキングコースだった。
男坂、女坂の分岐
巾着田を見下ろす
山頂に到着!
ロウバイと富士山

庵滝・戦場ヶ原!

2020.1.25(土)
メンバー まなちゃん、つんさん、あみちゃん、髙さん、あやさん、朔ちゃん

庵滝は、奥日光にある落差20mほどの滝で冬季の氷瀑を鑑賞するハイカーが後を絶たない。雪が少ないのでスノーシューは持たずにスタートした。途中からは舗装路に出て弓張峠の先まで歩くのだが路面が凍り付いているので慎重に歩く。その先には、静かな湿原の中にポツンと佇む美しい白樺があり小田代ヶ原の貴婦人と呼ばれている木が見えてくる。庵滝も温度が高いようで全面凍結とはいかないようで水しぶきがあがる部分もある。凍った氷柱が落ちてくる危険もあるので注意が必要だ。
まあ、何はともあれ無事に目的は達成!
カエルのルートは、戦場ヶ原を経由。戦場ヶ原の自然研究路にも台風19号の爪痕はいまだに残っていて木道のつなぎ目の部分が大きな段差になってしまい通行止めになっている。
せっかくのスノーシュートレッキングとして計画した山行だったがツボ足歩行とは!
降るべき場所にはいつも通りの積雪があってほしい・・・・と思う!
赤沼茶屋からスタート!
ツルツルに凍った道を慎重に歩く!
小田代ヶ原の貴婦人!
これが庵滝!

北横岳(八ヶ岳) 2020.1.18~19

            北横岳(八ヶ岳)         

  • .1819 1泊2日(北横岳ヒュッテ泊まり)
  • リーダー:髙さん、 ☆メンバー:せきさん、イコちゃん、ワコさん、トッポさん、ヤスさん、なおさん、 以上7名

「みて、これ、スゴイ~!」、「わあ、きれい~」、「北岳、甲斐駒、そして仙丈岳だ~」!

1月19日午前911分、快晴無風の下、標高2,245mの溶岩台地「坪庭」の雪原越しに見る南アルプスの凛とした峰々を目にして感嘆の声が上がった。

18日午前11:10 私達は、北八ケ岳ロープウェイで一気に2,230mの坪庭の大地へ。心配していたお天気は曇り。でも、目指す北横岳から三ツ岳への稜線がはっきり見えている。しっかりとついたトレースをツボ足のまま、汗を拭い拭い登る。

12:35埴生の宿、北横岳ヒュッテに到着。寝床を確認した後、空身で北横岳の山頂を目指す。アイゼンが小気味よく雪の急斜面に喰い付く。例年と比べて雪が少ないために樹氷とまではいかないまでも、シラビソの枝に積もった雪はモンスターのようで愉快だ。まずは北峰、次いで最高峰の南峰2,480mに立つ。視界は残念ながら無い。下りは大岳方面へのルートから七ツ池を経て戻ることに。途中からは縦走路のトレースを外れて樹林の中のラッセルにチャレンジだ。腰までの雪と格闘して汗だくになった頃、目の前の視界が一気に広がる。七ツ池だ。凍結した雪原に大の字に寝転んで雪山の楽しさを体感した。

19日朝5:50外はマイナス12度。時はまさにマジックアワー! 空の色が紫からピンク、オレンジ色へと変わる。そしてご来光! 風は無い。大いに期待できる天気だ。8:10アイゼンを着けて出発。坪庭に下る途中、樹林を過ぎると一大パノラマが待ち構えていた。坪庭の雪原を挟んでこれから登る縞枯山、八ヶ岳南部の主峰赤岳、阿弥陀岳、横岳の峰々、南アルプス、中央アルプス、御岳山、乗鞍岳から穂高連峰、槍、後立連峰の北アルプスと、歩みを進めるごとにお馴染みの名峰が飛び込んでくる。

縞枯山2,403m、茶臼山2,284mでの展望を満喫した後は、スノーシューに履き替え、周遊ルートを坪庭に戻る。まずは、バージンスノーの中を思い思いに五辻まで走り下る。そこでコンデンスミルクとスプーンを取り出し、枝の上にふんわり乗った雪にたっぷりとかけて、かき氷のデザートと洒落込んだのだった。

今回の学習テーマは雪上歩行と雪山装備だ。つぼ足登行に始まりアイゼンやスノーシューでの歩行、さらにはラッセルの苦労も体験できた。加えて山座同定の楽しみを十分に感じる山行だった。北横岳は、厳冬期の標高2,500mの雪山の自然と眺望を手軽に楽しめるお薦めの雪山入門ルートだ。きっと雪山にハマったに違いない。 
(高さん記)

坪庭の雪原から南アルプスの峰々を仰ぐ
北横岳南峰を登頂!!
ゴールデンアワーを山小屋の窓から楽しむ!
大パノラマが次々と広がる!!

鶏頂山

日にち:2020.1.11(土)
メンバー:こいちゃん、麗子、ヤモシン、つんさん、
     まなちゃん、やす、トポ(7名)

正月明けの定例山行は、近場の鶏頂山に行く計画で、旧鶏頂山スキー場からのピストンとした
暖冬で積雪量が期待できないが数日前の降雪で少しは良いか?
各自、アイゼンとスノーシューかワカンを持参して7:30に集合
なお、やすは冬山初体験で今日が冬装備の使い始めである

車は日塩有料道路に入ったが、雪はほとんど見られない
ハンタマを過ぎ旧鶏頂山スキー場入り口にある道路脇の10台程度駐車できるスペースに到着
大鳥居に向かう道には雪があり少しホッとする
大した雪ではないのでとりあえずツボ足でスタートすることに
しかし、スキー場下部の廃墟となった建物の前まで来たが、雪が柔らかいのでツボ足では意外と歩きにくい
ちょっと早いが小休止して持参のスノーシューやワカンを付ける
今日は枯木沼付近の湿地帯を避けて右回りのルートをとることにしたので、建物を左に見ながら進む
ここから大沼付近や弁天沼までの緩やかな道を快調に進む
ここからすぐに稜線までの急登が始まる
雪が少なめなのでスノーシューではちょっと難儀である
稜線まで100mちょっとの登りで、稜線からはあと100mで頂上に到着
頂上はガスで残念ながら周囲は何も見えず
それでも頂上まで登れたので、みんな晴れ晴れした顔で記念撮影
帰りはアイゼンを付けて順調に下り、奥塩原新湯温泉で疲れを癒した(熱い温泉だった!)

登山口9:05-弁天沼11:05-鶏頂山12:10/12:55-登山口14:40
スノーシューとワカンで登る
弁天沼で小休止
誰もいない山頂にて
アイゼン付けて鳥居に戻る

初冬の三本槍岳

日にち:2019.12.21(土)
メンバー:つんさん、麗子、あみちゃん、トポ(4名)

初冬の那須三本槍岳に行く計画である
今回は北温泉から中の大倉尾根を経て登るコースである
自宅から那須方面を見ると、積雪は期待できない様に見える
夏道を行くことになるだろうか

北温泉の駐車場に着くと、案の定付近の雪は微かに見える程度
北温泉からの最初の急登から尾根に出て林道までも雪はわずかだ
中の大倉山でやっと5㎝ほどの積雪となり、少し冬山らしくなる
この先金網の階段状のいやな登りが続くがまだツボ足でOK
赤面山の分岐には予定より早く約2時間半で到着
ここで装着していなかった2人がアイゼンを付ける
左右のハイマツは霧氷がついて冬山らしくなってきたが、清水平への道は両側から張り出したハイマツの霧氷が邪魔になって歩くのに閉口する
風が強くなって手がしびれるほど寒くなってきたが、それでも真っ白な霧氷の中を歩くのは気分爽快である

清水平から三本槍への道も中途半端の積雪で、霧氷が張り出している下を身体を屈めて行くが、ザックが引っかかって難儀する
積雪が少ないこともあり、予定よりは1時間半早く山頂に着いた
山頂からの景色は・・・・時々青空が見えたが残念ながら霧の中
あきらめて昼食を摂る
帰りは小春日和のような感じとなり緩んだ雪を踏みながら下った

今回の山行は、登り始めは積雪が少なくて気分が乗らなかったが、予想外のすばらしい霧氷が見られて満足であった

北温泉P7:30-中の大倉山8:50-清水平10:40-三本槍岳11:10/12:05
-清水平12:35-中の大倉山12:45-北温泉P14:45
スダレ山方面は霧の中
もうすぐ清水平
山頂にて
霧氷の中を行く(復路)

大坊山から妙義山(大小山)周回

日にち:2019.12.8(日)
メンバー:やす、サエちゃん、ビーさん、ひろちゃん、Smith
高さん、あみちゃん、イコちゃん、かよちゃん
あやさん、トポ(11名)

大坊山、大小山(妙義山)は、足利の東部にある低山ながら好展望の山であり、大小山は栃木百名山にも指定されている
今回は大山祇神社から右回りで周回するコースを計画した
大山祇神社を8:40出発し、30分ほどで大坊山に到着する
真っ白な富士山が青空に映えてみんな感嘆の声!

ここから下りながら周りを眺めると、周回するコースの峰々が見渡せるのでテンションが上がる
いくつかのピークを越えて1時間ほどで足利鉱山番屋跡に着く
ここにはテーブル・イスの休憩場所があり、20分ほど休憩し適当に行動食など食べてのんびりする(そんなに疲れてはいないが)
越床峠はすぐに着くがここはスルーする
峠を越えてしばらくすると露岩が多くなり息も荒くなる
あいの山を過ぎて毛野山にて昼食とする

毛野山から50mくらい下って妙義山への登りとなる
この途中にロープが下がった岩場があるが、みんな躊躇することなく元気に越していく
鞍部から60数m登れば妙義山の山頂である
展望は言うことなし、東京の高層ビルが微かに見渡せる
参加者全員の写真を撮る

20分休憩し、あとはやまゆり学園目指して下りるのみ
やまゆり学園からは車道となりのんびり歩いて神社に戻った

アップダウンの繰り返しで岩稜も多く歩きがいのある楽しいコースであった

大山祇神社P8:40-大坊山9:07-足利鉱山番屋跡9:58-
毛野山11:20/12:00-妙義山12:20-やまゆり学園13:20
-大山祇神社P16:00
真っ白な富士が見事
番屋跡で休憩
スリリングな岩場の下り
ロープのある岩場の登り

大子アルプス21座縦走(自主山行)

日にち:2019.12.3(火)
メンバー:麗子、トポ

大子アルプスの名前を知ったのは、会の定例山行で計画・実施されたからである
自分は都合で参加できなかったが、参加した朔ちゃんのコメント「超楽しい、マイナールート サイコー!」というのを見て、無性に行きたくなり麗子を誘って自主山行で行くことにしたのである

前日に作成したルート図とコンパスを持参して7:00自宅を出発
縦走なので2台の車で行き、立神集落にデポしなければならない
デポ車を道路脇の適当な位置にデポした後、月待の滝Pに車を停める
8:40反対側の白山神社の階段を上り、神社の裏手から登り始める
登り始めは踏み跡やピンクのリボンがあり難なく進むが、バリエーションルートとはいえずちょっとがっかり
右手の久慈川沿いに民家や水郡線の線路等が見え、里山の雰囲気が漂う
晩秋から急激に冬に向かいつつあるのが実感する風の冷たさが、無心で登っている我々の脳に刺激を与えてくれる

327mのピークを過ぎると間もなく車道に出る
車道を左に進んで適当な所から反対側の尾根にとりつく
ここからは急激な登りもあり、登りやすそうな場所を探しながら行くが、枯葉の積もった急登は四つん這いになって登らなければならないところもあり、これもまた登山の醍醐味だ

そして、トンネルの上部の所に来ると藪が立ちはだかる
久し振りの藪漕ぎに嬉々として突入したが、短くて少し物足りない。だが首のあたりに横切るツタの多いのには閉口した

13:50赤坂三角点に到着
途中頻繁に立ち止まって、相棒に地図を見ながら現在位置と進む方向を考えてもらったりしたので、予定より1時間弱遅れている
生瀬富士目指して先を急ぐことにする

生瀬富士は通常ルートで1回来たことがある
今回は下りに岩稜ルートを下ることにしたが、初めてなのでどこから下るのかわからず少し手間取った
岩のトラバース箇所にロープがありやっと見つかる
岩稜では相棒が不安そうな顔をしていたが問題なく通過
車道に出て15分ほどでデポ車に到着した

出発8:40-車道10:20-藪12:00-赤坂三角点13:50
-生瀬富士14:55-車道15:48-デポ車16:00
四つん這いで登る
まだ紅葉が綺麗だ
藪を行く
生瀬富士

待望の秋晴れ!

日光白根山(2578m)
2019年10月1日(火)
メンバー:ゼブラ、サエちゃん、こばちゃん、イコちゃん、あち(5名)
今年は土曜日、日曜日の山行はなかなか晴れなかった。たまたま火曜日が休みになったので日光白根山に申し込んだが、大正解。久々の秋晴れ!当初の申込者は10名だったが、最終的に5名になってしまった。
平日は道路もすいていた。早朝の戦場ヶ原は車の通りも少なく、爽快な景色を堪能した。ほぼ予定通りに丸沼高原スキー場の駐車場に着き、ゴンドラ運行開始時刻を待って山頂に向かう。麓の紅葉はまだまだだが、山頂駅周辺は紅葉の始まりという感じ。鹿よけの柵を開けて中に入り、緩やかな登山道を進む。高度を稼ぐと周辺の山々が良く見え、所々に紅葉が美しい。森林が突然切れて視界が広がり日光白根山の山頂付近が見えた。歩きずらい砂道を登ると小さなカルデラがあり、目前の谷を越えると山頂だ。平日なので山頂に人が少ない。記念撮影をして五色沼方向に進み昼食。当初は弥陀が池に向けて下る予定だったが、メンバーと相談して五色沼に下ってから弥陀が池に進む。大日如来分岐に進み、ゴンドラ山頂駅に戻った。天空の足湯で疲れを癒し帰途に就いた。紅葉はまだまだだったが、終日続いた青空が最高だった。メンバーの皆さん、お疲れさまでした。
ゴンドラで山頂駅に
日光白根山全容
山頂到着
弥陀が池

日本一の紅葉を見に!

栗駒山 
 2019.10.1・2(火・水)
メンバー セイさん・クロさん・ヤモシン・ヒロコさん・やす・ワコ・朔ちゃんの7名

栗駒山の紅葉は、今頃が見頃。だから日本各地から人が押し寄せる。
よって平日山行にした。運よく須川温泉の宿泊予約が取れたので今回はロングコースを歩く。昭和湖を通る須川ルートが硫化水素発生のため通行止めになっている。よって産沼を過ぎ笊森避難小屋分岐から東栗駒山に向かう。紅葉もまさにピーク!
足が止まり何度も写真に収める。東栗駒山からいわかがみ平までいったん降りる。途中にある渡渉は水がなく問題なく歩けた。いわかがみ平から今度は、栗駒山を目指す。やはりここからのルートがいちばんの眺望を楽しめる。山頂手前のビューポイントでランチ休憩。
山頂からは、須川ルートの通行止めの看板を過ぎ展望岩頭から昭和湖を見下ろす。ここからの眺望もとってもいい!
今日は、そこから秣岳を経由して下山する。朝早くに一台を下山口に置いてきたので約3キロの舗装路を歩かずに済む。今回、このルートを歩いてみたかったのは、人が歩いていない静かなルートであることと、こちらも見事な紅葉を見られること。そしてたくさんのルートの一つを歩けること。
まだまだ、栗駒のルートはたくさんある。次の機会があれば昨日、見学した世界谷地湿原からのルートかランプの宿、湯浜温泉からのルートも歩いてみたい。
中央コースから東栗駒山ほうめん
展望岩頭から眼下を見る
秣岳方面から栗駒山方面を振り返る

ロープワーク・岩登り訓練(鹿沼岩山)

日にち:2019年9月7日(土)
メンバー:Falcon、トポ、Smith、ボーイ、高さん、あやさん、
     ヤモシン、ケンちゃん、せき、蘭丸君

今回は古賀志山の予定だったが、人数が多いため鹿沼岩山に変更
久しぶりの晴天で暑い訓練となりそうだ
現地に着くと何台か車があったが、神社のお祭り参加者の車だ
それでも我々の3台の車は何とか駐車できた

ゲレンデに着いて、まずは以下の基本的なロープワークを講習
(2回目の人は復習で実施)
  ・フィギュア・エイト・ノット(中間と終端)
  ・クローブ・ヒッチ、ムンター・ヒッチ
  ・簡易チェストハーネス
*みんな真剣に取り組んでとりあえずは習得
 やらないとすぐ忘れるので暇なときに復習するよう伝える

つぎは実際に岩場での実践
  ・トップロープでの登りの訓練
  ・懸垂下降による下り方の訓練
まずはトップロープとするため、Falconが登ってアンカー設置
ロープをハーネスにつけて順番にクライムと懸垂下降を実践
高所に弱い蘭丸君は恐る恐るだが見事登りきった!(目には涙?)
2回目はクライムの後ロワーダウンの訓練
懸垂下降やロワーダウンは、何度も訓練すれば姿勢もよくなり
スムーズに降りられるようになるものなので繰返しの訓練が必要

最後にビレイの訓練を行う
 ビレイヤーとしてロープをスムーズに引いたり送り出すのは、
 かなりの熟練が必要であり、その難しさを実感したと思う

焼けつくような暑さの中、事故もなく、皆さん熱心にまた楽しく
訓練できて良い1日であった
ロープワークを学ぶ
クライムとビレイは事前にしっかり確認
よくやりました蘭丸君!
ロワーダウンの訓練

八方ヶ原 桜沢(沢登り)

日にち:2019.8.31(土)
メンバー:高さん、あやさん、トポ

秋雨前線が停滞し天気が思わしくないが、前夜確認したら好転する気配なので決行することにした
当日朝曇ってはいるものの、まずまずの天気である
高さんとあやさんは初めての沢登りなので心躍っているはず

7:40に道の駅たかはらを出発して1時間で咆哮霹靂の滝に到着
雨続きであったが咆哮の滝の水量はチョロチョロである
沢靴、ハーネス等を装着して、トポとあやさんでロープをつなぐ
咆哮の滝の中央部からとりついて、中ほどに来ると少しぬめりがあるが慎重に登れば問題ないレベルである
滝上に立木がありここをビレイ点にして、あやさんが登る
最後に高さんも楽々と登ってくる
ここから先は美しいナメが連続する
ナメの中央をパシャパシャと歩いて気持ち良い!
写真を撮りながら沢歩きを満喫する
途中で三者三様でこんな失敗も!!
   トポがへつる際に太ももまでドボン
   足を滑らせあやさんが腰までジャボン
   高さんもちょっとだけパシャっと

1時間強で雷霆の滝に到着して行動食を摂る
またロープをつないで滝の中央の流れのないところから登る
中間地点はやはり少しぬめりがあり気を付けながら登る
ここから上部は流れのある所のほうがぬめりが少ない
滝上にはビレイするものがないのでボディービレイとする
ビレイしているときには気付かなかったが、あとから聞いたらあやさんが下部でちょっとスリップしたという
ロープ確保していてよかった
この滝から先もナメがあり、薄日も射してきて気持ち良い
高さんが登りにくい小滝を巻いたら、あやさんが「何で巻くのよ・・・」と一言
以後高さんは直に滝を登る→あやさんがたじたじの滝も突破!
さらに1時間弱で二股に到着し、ここで終了として登山道に戻った

道の駅出発7:40-咆哮霹靂の滝8:40/9:05-
雷霆の滝10:15/10:30-二股11:20-道の駅12:10
気持ちの良いナメを行く
あやさんジャポン
いざ行くぞと高さん
雷霆の滝を登るあやさん

19年夏合宿(涸沢ベースで奥穂、北穂)

2019.8.24(土)~27(火)
メンバー:あやさん、せき(あけみちゃん)、麗子、高さん、つんさん、トポ

今年の夏合宿は、涸沢でテン泊して奥穂高岳と北穂高岳に挑戦だ!
酷暑は過ぎたが、秋雨前線の影響で雨模様の多い日が続いている
23日に出発予定していたが天気が思わしくないので、1日延期して24日からとした(これが大正解)

初日は4:00に出発して沢渡からバスに乗り上高地に9:30着
上高地が初めての人がいたので河童橋で記念撮影
あいにく奥穂や吊尾根はガスの中
明神の鋭鋒を見て、横尾山荘で昼食(北アは小屋が多く助かる)
ここから本谷橋までは楽な、しかしダラダラとした嫌な道だ
屏風岩や北穂の峰を見ると北アに来たことを実感する
途中で麗子が「首が締まって苦しい!!」と悲鳴を上げ歩みが遅くなる
どうやら60リットルのザックの背負い方が悪かったらしい
会のテントは6人用なので広いテン場がやっと見つかる
何とか見つけて6人用と3人用のテントを張り終えたのは17時近く
急いでヒュッテの売店に駆けつけてビールで乾杯!(おでんは売切れだだった)
前穂北尾根や北穂ゴジラの背を見て、6年前の合宿をなつかしく思い出す

2日目は起きる直前雨音が!停滞かと思ったが幸い晴れてきた
予定より少し遅れて6:45にザイテングラートから奥穂目指して出発
奥穂、前補、涸沢岳、北穂の峰々を仰ぎながら8:55穂高岳山荘着
奥穂へは前半が鎖と梯子の岩壁なので全員気を引き締めてスタート
これを過ぎれば、あとは山頂まで緩やかな登山道で、10時山頂着
全員そろって祠のある大ケルンの上に立って記念撮影・・・の筈だったけどケルンにへばり付いて動けないメンバーがひとり!
涸沢には13:15に戻り、今日もヒュッテで無事登頂の乾杯!
夕飯は参加できなかったあみちゃんが考えてくれたペンネを食す

3日目の朝、穂高の山々のモルゲンロートが息をのむほど素晴らしい!!
今日は北穂南稜のピストンで6:30出発
南稜の最初の難所である長い鎖場や段差の岩稜をいくつも越えていく
あけみちゃんに花の名前など教えてもらいながらみんな元気に登る
北穂山頂には9:30到着
槍を背に皆で記念撮影後、北穂山荘のテラスでホットミルクなど注文
12:50に下山し涸沢小屋で祝杯を挙げる・・・これがまた楽し!
夕食はあみちゃんが献立作ってくれたお好み焼きです・・・感謝!

下山の日も昼頃から天気が崩れる予報であったが、河童橋から奥穂と吊尾根がばっちり見えた
沢渡に戻ると、何とタイヤがパンクしてる!!
JAFを呼んで修理する間に昼食を摂り、温泉で汗を流す
皆楽しかった思い出を胸に車上の人となったが、しばらくして雨が降り出し最後までツキに恵まれた山旅であった
奥穂の山頂で万歳
楽しい夕食
穂高のモルゲンロート
北穂の山頂で

黒尾谷岳~南月山

2019.5.26(日) 天気:晴れ(夏日)
メンバー:クロさん、麗子、あち

今回の山行は那須五岳のうちの黒尾谷岳と南月山を歩いた。目的はミネザクラだったが、満開のシャクナゲにも遭うことができたのは良かった。
那須の別荘地のモミの木台登山口まで車で行くと乗用車が1台だけ駐っていたので出口付近に楽々駐めることができた。。天気は晴れだったが前日からの猛暑で登り始めからTシャツで十分だ。スタート直後はハルゼミの大合唱に包まれ、咲き始めたヤマツツジ、ジゴクノカマノフタ、ハルリンドウ、トウゴクミツバツツジを眺めながらゆっくりと登る。シロヤシオは蕾がやっとでほぼ咲いていない。高度を上げるとハルゼミの声は遠のき、マイヅルソウやショウジョウバカマ、ユキザサが見られるようになり、ポツポツとシャクナゲが現れる。ミネザクラも所々に咲いている。急坂に喘いでいるうちに突然黒尾谷岳の山頂に到着した。ここはこれといった眺望もないので一休みして先に進む。先は下りで結構急だ。帰りを思うとぞっとする。それでも満開のシャクナゲが続き、右に茶臼岳、正面に南月山、左に白笹山が見えて気持ちいいい。南月山の山頂近くは急な登りとなり、山頂に着きそうで着かない状況が続く。これまた突然山頂に着いたという感じで到着。それまでまったく他の登山者に会わなかったが、南月山の山頂は大勢の人でごった返していた。昼食時ということもあり皆弁当を広げてランチしていた。我々も場所をとり昼食タイム。その後、日の出平まで行くか戻るか選択を迫られたが、ミネザクラの群生を見ずに帰るのも惜しいし、天候も安定していたので日の出平まで足を延ばした。おかげでミネザクラを堪能することができた。欲張れば牛ヶ首まで足を延ばせば更にミネザクラに出会えたが、メンバー全員「もう十分」と帰路に着いた。南月山からの下り道で南月山と黒尾谷岳の間にもうひとつピークがあることに気づいた。地図から読み取れない未熟さを痛感した。黒尾谷岳からの下りは思いのほかきつかった。振り返って見た登山道は「これを登ったのか」と思うほど急だった。スタート地点に戻ると登り初めに駐車していた乗用車がまだいた。やはりこのルートはマイナーなのかもしれない。
ガツガツ先を急ぐ山行ではなく、途中花や下界の景色に目をやり休憩を多めにとる山行にしてくれたメンバーに感謝する。

歩行時間:約5時間
歩行距離:約10Km
行程:モミの木台登山口ー黒尾谷岳ー南月山ー日の出平ー南月山ー黒尾谷岳ー登山口
シャクナゲ満開!
ミネザクラの向こうに白笹山
シャクナゲの道を歩く
日の出平で茶臼をバックに

大入道から剣ヶ峰

大入道~剣ヶ峰
2019.05.19(日) 天気:曇

メンバー:石ちゃん、ビーさん、サエちゃん、智さん、ヒロコさん、セイさん
行  程 :烏ヶ森P7:30-小間々台P8:25→大入道9:37→剣ヶ峰10:50
      →大間々台12:54→小間々台13:38→烏ヶ森P14:30
歩行時間:4時間30分

小間々駐車場から小間々の女王(トウゴクミツバ)に立寄よる、今年は花付が悪く
○○に格下げである。※代わりに下山途中の「小間々の隠れ女王」を掲載しました。
桜沢を越え、枝沢を詰めて大入道へ
大入道から剣ヶ峰までの稜線はヤシオ街道、トウゴクミツバとシロヤシオのコラボを期待
してたが残念、未だ蕾状態でガッカリ。稜線は時折冷たい風が吹いて寒い。
ヤシオは1週間ほど早い様子、それでも清々しい新緑に慰められて剣ヶ峰へ着く。
一汗掻いて矢板市最高点を越えると八海神社ここから見晴コースを下る…が!
何やらトレランらしい軍団と遭遇する。
高原山を駆け抜けるマウンテンランニング大会が当日開催されていた。
八海神社から大間々ルートが定例山行ルートと重なり、次から次へと岩場を疾走して行く、
「来るよ」、「避けて」、「頑張れ」、急造応援団になり、なんとも忙しい下山道中であった。
大間々台から自然歩道を歩いてトウゴクミツバを愛でながら小間々台駐車場に到着。
例年見頃のはずが的外れとなった山行であったが、それなりに楽しい山歩きでした。
小間々の隠れ女王?
沢&緑の森林浴
沢を詰めて大入道へ
大入道!あれ花が無い

夕日岳1,526m

夕日岳1,526m(鹿沼市古峰ヶ原)

2019.5.11(土)
★メンバー:蘭丸くん、ヤモシン、あち、高さん4
★天候:五月晴れ 

●今回のルートは、禅頂行者道と呼ばれる修験道を南の行者岳から大岩岳、唐梨子山(けなしやま)、地蔵岳を経て夕日岳まで縦走する全長17.5kmの少し長いルート を辿った。

●古峰神社から500mほど舗装道路を登った地点で、ハガタテ平からの下山路の合流点に車を置き登山開始。コースリーダーはヤモシンさんにお願いした。山桜が咲き木々の芽吹く清々しい林の中を古峰ヶ原峠へ。ここから縦走路に入る。まずはトウゴクミツバツツジが出迎えてくれる。明るい林の中の登山道を進むと開けた行者平に着く。湿地になっていてコバイケイソウの葉の緑が眩しい。アップダウンを繰り返しながら徐々に標高を稼ぐと行者岳1,329mのピークに立つ。木々の間から男体山や日光白根山、皇海山を展望できる。この辺りからアカヤシオの鮮やかなピンクが疲れを癒してくれる。走りたくなるような快適な登山道を大岩山1,267m、唐梨子山1,351mへと進み、広い山頂で昼食とした。

●鞍部のハガタテ平にザックをデポしてカラ身で本命の夕日岳へと向かう。まずは地蔵岳への本日一番の急登の洗礼を受け息が上がる。その先で迎えてくれたのが咲き誇るアカヤシオの群落だった。そしてクライマックスは最後に訪れた。夕日岳への登りはアカヤシオのトンネルの中を登る。トンネルを抜けた先が夕日岳1,526mの頂上で、日光連山の大展望が待っていた。(13:10

●帰りはハガタテ平を経由して、沢沿いにニリンソウを愛でながら古峰神社へと無事に下山。

●五月晴れの下、アカヤシオと快適な縦走を堪能する山行でした。

★登山開始8:0511:15唐梨子11:45 -13:10夕日岳13:20-15:30 古峰神社下山
★行動725〔実働6:25〕 

唐松の芽吹く明るい林の中を快調に進む
残雪が眩しい日光白根山! 絵になる~!
アカヤシオのトンネルを登ると!
夕日岳山頂にて! 日光連山の大展望をバックに!

妙義山!

2019.4.20 天気晴れ 風ほぼ無風

妙義山

メンバー:Falcon、ミッコ、せき、ケンちゃん、セイさん、ヤモシン、トッポ

今回は春の妙義山を訪れた。栃木では桜は散っていたが妙義ではちょうど満開。また、新緑も幾分始まっており春山というよりは初夏の山容に近い感じがした。

中之嶽神社からスタートし、石門をくぐり、妙義神社に向かうルート。
小刻みにアップダウンを繰り返し奇石を見ながら歩く。周回コースなのだが後半はアスファルト舗装もあるのでそこそこのボリューム。

特に石門はクサリ場なので注意が必要。休日とあって渋滞もするので譲り合いも発生する。クサリ場というゾーンは危険箇所であり事故も起きやすいのでムリは禁物である。

今回は中間道だったが、参加者メンバーの中には上の相馬岳にもチャレンジしてもらいたい方もいたので、来年も妙義山を計画して相馬岳方面を計画したいと思う。

今回でリーダーは2回目だが、ケンちゃんのトーク力にかなり救われた。参加者が多い山行にはムードメーカーがいるといないではかなり場の雰囲気が変わると実感。
次回も帯同してくれるとありがたい。
妙義山、全容
石門
岩回廊
集合写真

古賀志山(中尾根~東稜)

2019.4.6(土)

メンバー:高さん、あやさん、石ちゃん、麗子、急便、トポの6人

 

今回の山行は古賀志山でもちょっとスリルが味わえるルートだ

中尾根から559峰、古賀志山頂を経て御嶽山まで行き、下りは

東稜を下るルートです

今回は6人パーティーなので念のためロープとスリング、ビナを用意

 

北コースから中尾根への道に入るとすぐに最初の取付き岩がある

麗子と急便にスリングで簡易ハーネスの付け方を教えてビナを装着

いざ登り始めるが、ほとんど自力で登りきりロープは安心感だけ

他のみんなも難なくクリア

でもここから3、40分ほどは気が抜けない岩場が続く

初めての人は古賀志山にこんなルートがあるかとビックリする

496峰には取付きから約1時間で到着

5分休憩して10分ちょっとで559峰への分岐となる

559峰では日光連山をバックにツツジ(ムラサキヤシオ?)が見事!

 

古賀志山頂は人が一杯なので休まず、少し岩場を越して御嶽山へ

ちょうど昼時なので日光連山など見ながら昼食とする

ヘリが赤岩山周辺を飛んでいてどうやら遭難があったらしい

ヘリから救助隊員が下りているのが見える

間もなく救助隊員が来てヘリに注意と言われてみんな緊張が走る

(翌日の新聞に女性が滑落して骨折したらしいとの記事が出た)

 

下りの東稜は見晴らしから始まり2ヶ所の鎖場が要注意だ

特に最初の鎖場の後半はステップが乏しく緊張するところである

2人が簡易ハーネスを付けたがロープは使わず下りることができた

無事に鎖場を下りたらあとは特に難所はない

下り口が少し崩れていたが慎重に下りて無事下山となった

 

公園P8:17-取付き岩8:37/8:554969:55

55910:40(10)-御嶽山11:35(35)-公園P13:45

中尾根前半部の岩場を登る
559峰から男体山を望む
御嶽山にて
東稜の鎖場を下りる急便

ミツマタの群生を見に行く!

焼森山・鶏足山

3/30()メンバー あち・トッポ・みっちゃん・サエちゃん・ビーさん・クロさん・

ケンちゃん・あやさん・イトちゃん・朔ちゃんの10

今日の山行は会の創設以来、最大の10名が参加。

本来なら車は、5名ずつ乗車の2台だが高速道路も使わない近隣の山!

よって3台に分乗してスタート。

天気予報では雨もちらつく時間帯もあるということが幸いしたのか

駐車地点には余裕で駐車が出来た。

まずは、鶏足山を目指す!

参加者のみっちゃんは、約2年ぶりの山行だ。

頑張り屋のみっちゃんは、ピッタリと先頭者についていく。

40分ほどで鶏足山に到着。

その後、その先にある見晴台まで足を延ばす。

残念ながら日光連山も曇りの天気で見ることができない。

そこから、いったん下山してミツマタの群落を見る。

初めて見る人たちからは感嘆の声が上がる。

遊歩道はしっかりと整備されている。(協力金ひとり200円)

ゆっくりと鑑賞しながらミツマタルートを一周したあとにランチ!

一週間前が最高の見頃だった事と雨予報のおかげで人が少なかったのは

ラッキーだった。

しかしAコースとはいえどもそこからまた焼森山まで登り返す。

山頂に到着し、みっちゃんに声をかけると「もう、ダメです!」

と、へたっている。しかし、後は下るだけ。

2年ぶりで病後のみっちゃんにとってはつらい山行になってしまったようだ!

リーダーとしては、反省。

これに懲りずにまた参加してほしい!

みっちゃん、また誘いますからね!

まさに、団体行動中!
ミツマタに感動!
群生に感嘆の声が上がる!
1名が行方不明だが集合写真!

仙人ガ岳

2019.3.25(月)

メンバー:ヤスさん、せき、麗子、トポの4人

 

昨年の仙人ガ岳の定例山行には行けなかったので、自主山行で

希望者を募り4名で行くことになった

入会したヤスさんは初めての山行である

写真が趣味だけあってザックはカメラベルトが掛けられるようになってる

 

足利ICから岩切登山口近くの駐車場に着くと3台の車

ここから少し戻ってきれいな梅の花を見ながら登山口へ

ほとんど流れていないような沢沿いの道を快調に歩を進める

生不動尊を過ぎて少しの急登を登れば熊の分岐に到着する

ここから20分ほどで仙人ガ岳頂上に着き、みんなで写真撮影

 

頂上から熊の分岐を経て40分で561mのピーク(知ノ岳という)に着く

展望が良いので松田川ダムを見ながら昼食とする

ダムの向こうに山火事の煙が!ヘリがダムの水を汲んで消火している

登山口で昨日から火が出ていると聞いたがまだ鎮火していないようだ

 

次のピーク530m(宗ノ岳)を過ぎると唯一の難所の犬帰りの下りだ

(ガイドブックは「犬返し」だが現地の標識は「犬帰り」となっている)

鎖場はみんな特に問題なくクリア

鎖場から岩稜の場所などを経て次のピーク511m(猪子山)へ

猪子峠は素通りし、だらだらと下れば駐車場へと続く車道に出た

 

本コースは沢歩き、岩場、尾根歩きがあり楽しめるコースであった

 

9:05-生不動尊9:45-熊の分岐10:15-仙人ガ岳10:40/10:50

知ノ岳11:20/11:50-犬帰り12:15-猪子山12:50-P13:50
熊の分岐へ最後の登り
山頂でVサイン
犬帰りの鎖場を下りるヤスさん
猪子山へ向かう岩場の登り

塩原の山、前黒山!

3/2(日)

前黒山

参加者 髙さん、蘭丸くん、あち、セイさん、つんさん、朔ちゃんの6

今年の冬は極端に雪が少ない。

登山口のヨシ沼駐車場までの道にも雪はない。

当初の予定ではスノーシューだけで山頂まで行く予定だったのだが!

これだけの積雪状況なら軽アイゼンで事足りる。

林道入口と登山道入口には今まで無かった案内看板が設置してある。

今回は2016年に開通したらしい夏道入口からスタートする。

途中からは若干、右にルートはそれたがほぼ同じルートを歩いた。

前黒山に至る主稜尾根に出て、アイゼンを着用。

難なく2時間ほどで山頂を踏めた。

下山は、林道を横断してからは沢筋の急斜面を下る。

雪山の楽しさはどこでも歩けることだ。

降りきったところから見上げればスタートした林道がある。

そのままヨシ沼方面に歩き適当なところで上に上がれば舗装路にでた。

ちょっとばかり、あっけない山行になってしまったが初登頂した人が

ほとんどであったので喜んで頂けたのだろうと思う。

その後は、塩原の元湯、源泉館にて入浴。

今日も楽しい山行になりました。

林道入口に設置された標識
黙々と登る!
雪の具合はこんな!
山頂で記念撮影!

長瀞アルプスを歩く!

3/2(土)

宝登山

参加者 あみちゃん、サエちゃん、イトちゃん、急便、麗子、朔ちゃんの6

長瀞アルプスで知られる山である。

長瀞町役場の駐車場に車を停めスタートする。

登山口手前にある万福寺の先にはきれいなトイレも設置されていた。

今日の目的は山というよりも宝登山山頂付近のロウバイと梅林だ。

途中には「環境整備協力金」の徴収ボックスが設置されている。

先頭を歩くあみちゃんが代表で100円を投入してくれた。

なだらかな尾根歩きで汗をかくこともなく宝登山山頂へ!

ロウバイもなんとか間に合ったという感じで楽しむことができた。

梅林は最高の見頃!

フクジュソウ、マンサク、ミツマタなども咲いている。

ポカポカ陽気で最高の登山日和。特に梅の花はピンク、赤、白色が

青空に映えて美しい!

そんな山頂付近を1時間ほど楽しみ下山。

下山路もショートカットコースを一気に下って宝登山神社に!

参拝後は、なんとか冷蔵でかき氷。

値段はちょっとお高いがこれが私のお決まりコース。

その後、調べたらちょうどよい電車があったので長瀞駅から

野上駅まで移動した。

天気に恵まれ花にも満喫し楽しい一日を過ごすことが出来

満足でした。

長瀞アルプスの起点
山頂にて記念撮影
梅林がきれい!
これが評判のかき氷

益子の人気の山!

2/24(日)

雨巻山

参加者 あち、イトちゃん、ビーさん、サエちゃん、石ちゃん、朔ちゃんの6

本日の山は、益子町にある雨巻山。車二台に分乗して登山口の大川戸の駐車場に向かう!

到着は9時頃だったが駐車場はほぼ満車状態!人気の山だということが窺い知れる。

今回のルートは時計回りに足尾山・御岳山・雨巻山・三登谷山と周回する。

登山口の登山届を入れるところには益子町作成のマップも置いてある。

標識はイラストマップにある番号付きでわかりやすい。そして非常に歩きやすい登山道だ。これなら小学生でも安心して歩けそうだ!

登山道の見晴らしがよい場所やそれぞれのピークにはベンチも設置されている。

目的の雨巻山山頂では大勢の人たちで賑わっていた。我々はその先の見晴台まで進みランチタイム!

穏やかな日でまさに陽だまりハイキングにふさわしい天気に満足!

のんびり、ゆったりの楽しい山行でした。

 

ここから足尾山に向かう!
この岩場がいちばんの難所だった
山頂はひろびろしてベンチも多数
最後のピークに到着。あとは下るだけ

茶臼岳直登

2019.2.23(土)

メンバー:高さん、ユキ、あみちゃん、セイさん、せき、麗子、トポ、

 

今回の山行は地元の茶臼岳である

通常のルートでない冬ならではの直登ルートを登る計画である

だが、このところ暖かい日が続き雪も少ないので面白みは半減か?

 

冬季は車は大丸までしか入れないので、ここから登山開始

峠の茶屋の駐車場に入る左手の東屋までは40分で到着

ここで周辺の雪の状態をチェック

直近で降雪がなかったのでツボ足で十分行けると判断

10分ほど休憩して東屋からそのまま直上ルートでスタート

深雪のときは1時間はかかるところ25分で緩斜面に到着する

正面の小さな支尾根は危険が少ないのでそこから登ることを伝える

今日は雪崩の危険はなしと判断し、雪の斜面をトラバース

 

支尾根の手前で、ここから各自でルートを見極め登るよう伝える

RF(ルートファインディング)力を付けるにはちょうど良い岩とガレである

いきなりの要請で戸惑った人もいたようだね

やさしそうなルートに行かず目の前の岩場をいきなり登る人も

RFは目の前とその先を見通して歩を進めなければならない

 

登り始めると風が強まってきた

大陸高気圧が張り出し始めたので思った通り強風になってきた

しばらくするとポールを支えにやっと立っている程に強くなる

恐らく強いときは20m以上になっていただろう

(後日支えていたポールが反っているのに気付いた)

皆さん動けなくて腹ばいや岩の後ろに隠れている

このまま進むか戻るか、決断が迫られる!

標高は1770m位で夏道出合まであと7、80mは登ることになる

上部までの登りは良いがそこからの下りはさらに強風となるだろう

今日はここまでと思い下ることを決断する

 

なるべく姿勢を低くして下るように指示して慎重に下る

風が弱くなる場所で一息ついて、そのまま下の東屋まで下りる

そして、東屋では和やかな昼食を摂ることができた

 

大丸8:20-東屋9:00-緩斜面(1550)9:25

最高点177010:25-東屋11:33/11:55-大丸12:13

薄日の中東屋を目指す
東屋からの斜面を登る
雪の斜面を慎重に渡る
東屋でくつろぐ

厳冬期の冬山山行!

2019.2.3 天気晴れ 風ほぼ無風

 

南月山

 

メンバー:Falcon、高さん、麗子、ユキ

 

会に入り初めてのリーダーとしての山行となる。

ガイドの仕事とは異なり一回だけの繋がりではなく今後も関わりがあると
いうところにまた違った責任を感じる。
そもそも私自身ソロでの山行が多いのもあり、よりプレッシャーを感じる。

 

大丸を出発して最後尾からメンバーを見ていると
ガイドをやっているせいなのか、大方身体能力を算出できる。
またギアの装着スピードなどでも経験的なものがわかる。

峠の茶屋に着いて、「今回のメンバーに限ってはよっぽどの
トラブルはなさそうだ。」そんな安堵感的なものが出ていた。

 

牛ヶ首からトレースなしの雪道だが、サブリーダーの高さんが
先陣を切ってラッセルをしてくれたのでかなり助かる。
交代せずに日の出平までやってくれた。感謝。

 

無事に南月山に到着してそのまま折り返して下山。

終始なんの問題もなく完了。

 

正直今回は参加者の能力が高かった。
自分は工程表通りの指示しか出してなかったし。

往復6時間というCTがそれを証明している。

リーダーとしての仕事をしたかというと疑問が出てしまう…。

 

結果、事故も怪我もなかったのは紛れもない事実なので
私自身の中では初リーダーの任務は成功にしておこう。




 

今シ-ズンは雪が少ないです。
若干の雪庇です
霧氷のトンネル
南月山山頂

雲竜渓谷(氷瀑見物とアイスクライミング訓練)

2019.1.26(土)

メンバー:高さん、あち、あやさん、せき、ユキ、トポ、Uさん(講師)

 

週末は一番の寒波襲来との予報があり、寒さは申し分ない

しかし、最近降雪が少なく氷瀑の出来は期待できるのだろうか?

こんな不安を抱きながら集合場所を5時に出発

渓谷への林道に入ると案の定例年に比べ雪の少なさが目立つ

ゲートに着くと満車で300mほど手前の道端に駐車する

「寒くないね」と思わず声が出るほど寒くなくちょっと拍子抜けする

 

歩き始めると朝日が出て対岸の雪の稜線が青空に映えて美しい

展望台で小休止して洞門岩でアイゼンを装着し沢コースをとる

歩き始めてすぐにトレースが消えて少し戻る(10分のロス)

渓谷入口から友知らずの氷壁が見えるがちょっと貧弱そう

それでも近づいてみれば圧巻の氷壁には違いない

特に初めての人は感涙にむせぶほど感激する筈だ(ちょっと大袈裟)

 

今日の目的は氷壁観賞とアイスクライミング訓練である

氷壁観賞だけの2人は分かれて巻き道から本瀑へ行く

小滝F1は中央下部が大きくえぐれて水の流れているのが見える

それでも左側がちゃんと凍っていて登れそうなので支度をする

皆にアイスアックスの打ち方やアイゼンの蹴り方を簡単に説明

しかし、今日は日光署などの訓練日で小滝をラッペルし始めている

待つことしばし、やっと取付くがやはり中央部は薄くて頼りない

左を問題なく登ってセルフビレイして後続のビレイにかかる

下ではUさんが登る人にアドバイスしてくれて助かる

全員が登り切り、続いてF2も同じように登る

待機時間が長く全員登り終えたときには13:00を過ぎていた

 

本瀑はしっかり凍っていてそれなりに見応えがある

本来なら本瀑の脇で訓練するのだが時間なく中止とする

昼食もそこそこに帰りの途につき、復路は林道コースを歩いた

 

ゲート発7:30→稲荷川展望台8:30→渓谷入口10:10

小滝10:30(クライム)→雲竜本瀑13:30/14:10→ゲート16:15

氷壁の前を進む
氷柱を見上げる
F1をあやさんがチャレンジ
F2を登る高さん

14.1キロのアップダウンハイキング!

八王子丘陵

2019.1.20(日)参加者7名

イトちゃん、セイさん、麗子、ビーサン、サエちゃん、せきさん、朔ちゃん

八王子という名が付いているが群馬の低山の峰々の総称。
本日の山行は、距離が長いので登山口に車を置き、下山口近くにも車を置く。
まずは、登山口の無料駐車場に5名を降ろし先にスタートしてもらう。
仮のリーダーはせきさんにお願いし茶臼山で待っていてもらうことにする。
私とセイさんは下山口近くにある北部運動公園の駐車場に車を置いてきてから
先行者を追いかける。

私たち2名のスタートは9時。
茶臼山には約30分で到着する。先行グループは約10分ほど前に到着したらしい。
余り、待たせないで良かった!
少し休憩をして、その後に今度は全員でスタート。
八王子山には八王子山頂という標柱もある。家に戻って調べたら王子信仰というのがあり神が王子の姿をとって現れる(王子神)とされる信仰で八幡信仰・八王子信仰・熊野信仰などがあるようだ。〇〇王子というのは熊野古道を歩くといろいろな〇〇王子という名が出てくるがそれに類似する信仰らしい。
先に進むと一般道に出る。そこが籾山峠。舗装路を少し歩くと左手に登山道が再び現れる。
ここから菅塩峠を目指す。
そして唐沢山に12時ちょうどに到着。ここでゆっくりとランチ休憩。
ここには東屋がありそこで休憩をしようと目論んでいたのだがあいにく先行者に占領されていたのでその周りにてのんびちと40分のランチ!
そこからもまだアップダウンは続く。同行者からは泣きも入る。
なんとか休みを入れながら進み、眼下に民家が見えだすと歓声が上がる!
やっとのことで北部運動公園に到着。距離は14.1キロ。アップダウンの連続で参加者の多くは疲労困憊の様子。私とセイさんとで車を回収に行き、残ったみなさんには公園で待機してもらう。
でも、充実の山行のようでみなさん満足のようだった!
めでたし、めでたし!




八王子とは、よくある〇〇王子という信仰のようだ
菅塩峠に向かって歩く!
落葉した登山道は見晴らしがよく気持ちがいい!
アップダウンの連続に悲鳴が上がる!

陸の松島を展望する縦走コースを歩く!

2018.12月22日(土)
大平山・晃石山・馬不入山
参加者 せいさん、あち、イトちゃん、ビーさん、サエちゃん、朔ちゃんの6名

スタートは「雨月物語」にも登場する大中寺から。
境内を進み本堂を右手に進むと登山道がある。
岩だらけの急な坂道を登っていくと林道に出る。
左に進めば晃石山方面に行けるがここは大平山神社方面に行く。
大平山神社に着いて本堂を直進すると奥宮入口の道標があり、
ここからが再び登山道になる。
そこから一登りで富士浅間神社を祀る大平山山頂だ。
そこから急な道を下って電波塔の下で車道に出る。
そこから登山道にはいればほどなくぐみの木峠だ。
そこからさらに進むとパラグライダーの飛行基地が左手にある。
そこからの眺望を楽しんだ後、進めば一等三角点がある晃石山。
いくつかのアップダウンを繰り返したあと、木製の手すりがある急な山道を下る。
下りきったところが桜峠だ。
そこから30分ほどで馬不入山に到着。
ここでランチ休憩だ。約50分ほどゆっくりと山頂を楽しんだ後は下山。
当初はここから桜峠まで戻り清水寺(せいすいじと読むのだと後日あちさんが調べてくれた)経由で大中寺まで行く予定だったがを時間があるのでコースを変更し岩船駅方面へと下ることに。しかしその下りが落ち葉がたくさん足元にあって滑る、すべる。
やっとの思いで一般道まで降りてから清水寺を経由して大中寺まで戻った。

【大平山・晃石山・馬不入山】
【大中寺】9:00-【大平山神社】9:36-【晃石山】10:38-【晃石神社】10:48-【桜峠】11:15-
【馬不入山】11:45~12:38-【一般道】13:15-【大中寺】14:32

大平山神社に到着
低山だから急登が多い
パラグラーダー基地からの眺望は抜群だ
晃石山の山頂から見る日光連山もいい

ふたつの峠を越える首都圏人気の縦走路!

12月2日(日)
愛宕山・難台山・我国山
メンバー あち・せいさん・朔ちゃんの三名
水戸線の福原駅から常磐線の友部駅で乗り換え岩間駅で下車。
さっそく8:35に歩き出す。
舗装された道路を愛宕神社のすぐ近くまで行く。
長い石段を登りきると愛宕神社に到着する。
以前に来た時に愛宕山の山頂を探したのだがどうもはっきりとはしない。
しかし神社が山頂となっているようなのでそれでいいだろう。
見晴らしの丘、南山展望台、団子石峠とアップダウンが連続する。
登山道は広々として歩きやすい。
山火事予防のために道を広くしてあるということのようだ。
難台山(なんたいさん)には予定時間よりも20分ほど早くに到着。
ここでランチ休憩。
ランチが終わったころに岩間駅を一緒にスタートした若い女性二人が
到着して声をかけてきた。
その後、道祖神峠までは急な坂を下りる。
峠には車道がありそこから登る方も多いようだ。
登山道の左手には筑波山がずっと見え、1月に予定している
定例山行の加波山もずっと見える。
右手には岩間の街並みや笠間の市街も見える。
残る一座の吾国山への急登を登ればその後の登りはない。
吾国山で少し休憩を取り福原駅に向かった。
歩行距離は、16.5キロ。距離は長いが楽しいハイキングコースだった。
駅には予定よりも1時間ほど早く着き千本松牧場のJRバスPには16時15分に到着した。

【愛宕山・難台山・吾国山】
【福原駅】7:53-【岩間駅】8:33-【愛宕神社】9:34-【難台山】11:34~12:02-【道祖神峠12:40】ー【吾国山】13:12-【福原駅】14:27



愛宕神社の石段を上る
広々とした縦走路が続く
愛宕山を振り返る
吾国山手前から難台山を振り返る

浅間隠山(1757m)は日本200名山の一座!

浅間隠山(1757m)

1118日(日)リーダー 朔ちゃん

メンバー9名。イトちゃん、あやさん、ビーサン、サエちゃん、せきさん、高さん、M/Hさん、あちさん、朔ちゃん

会の発足以来、初めて多くの人数が参加した。

定刻の7時に文化会館の駐車場を出発し駐車地点の二度上峠の手前にある駐車スペースに。

我々の車が2台駐車した時点で満車になった。

本日の山は、登山口標高が1350mほどなので約400mの標高差を登ることになる。

今回、先頭を歩いてもらうのは前回の定例会でリーダー補佐に指名された渡邉さん。

どうしても先頭に立つと歩速が早めってしまうようだ。

適度な速度に抑えてもらいながら登ってもらう。

40分経過後には休憩も入れてくれた。

予定時間よりも10分早く山頂に到着。

山頂の北側はガスに包まれ榛名山も赤城山もまったく見えない。

南西方向に浅間山も霞が掛かってはっきりとは見えない。

天気さえ良ければ360度の大展望なのだが、ガスや霞に阻まれて絶景とはいかなかった。

それでも、そこそこに山を楽しめた。

下りは同じくリーダー補佐に指名された関口さんが先頭で降りる。

お二人とも来年の後期にはリーダーをお願いできるはずだ。

 

【浅間隠山】

【登山口】1000―【山頂】11241200【登山口】1254

 


ここからスタート。
山頂に到着したが眺望は残念!
浅間山が見えそうで見えない!
葉がすっかり落ちた登山道を下る

古賀志山(クライミング訓練)

2018.11.17(土)

 

今回のメンバーは、

登山のベテランであるが本格的なクライミングは初めての高さん

数年前からクライミングに入れ込んでいるクライマーのFalcon

馬齢を重ねてきていまだクライミング初心者並のトポの3人である

 

いつもの駐車スペースは禁止となっているらしく下の駐車場に停める

ここからだとゲレンデには15分程度歩かねばならない

でもクライミング前のウォーミングアップには丁度良いか

 

まずは先日講習したザイルワークの確認からスタート

そしてグレード5.5の一番やさしい(たぶん)ルートでFalconがリード

そのあとトップロープで高さんが続く

次にトポもリードで登り、それぞれロワーダウンと懸垂下降で降りる

 

次は隣のグレード5.10aのルートに移り、またFalconがリードで登る

途中の微妙なホールドも問題なくクリアし、中間点のテラスでビレイ

次は高さんが挑戦

取付きと途中で少し時間を要したが見事にクリア・・5階級特進だ!

トポは2年前中間点で断念した筈だが、今回は何故かすんなり?登る

 

最後に2本のザイルを使ってマルチピッチの練習を行う

テラスまでの2度目のクライムはそれぞれ問題なくクリア

テラスから最高点までは下部よりは容易でこれもクリア

 

高さんは何度もフィギュア・エイト・ノットを結んだので覚えた筈

今回は出来なかったクローブ・ヒッチなどは別の機会にやりたい

ルートはほゞ独占状態であり約5時間の充実した訓練であった

高さんのクライム姿勢いいね!
リードで登るトポ
5.10aに挑戦する高さん
懸垂下降でヌンチャクを回収するFalcon

陽だまりハイクでランチを楽しむ!

  仙人ヶ岳(662.9m)

  2018.11.3(土)

  メンバー イトちゃん、ビーサン、サエちゃん、朔ちゃんの4

  今回の定例山行は足利市の最高峰の山。

  岩切登山口をスタートし沢沿いの登山道を進む。

  沢を何度も横断する。

  マンガン鉱を採掘した跡も左手に見える。

  ほぼ沢が終わったあたりから最後の急登を登り

  熊ノ分岐に到着。

  そこを右に20分ほど進むと本日の目標の山、仙人ヶ岳に到着。

  まだランチにするにはちょっと早いのでちょっと休憩して熊ノ分岐に進む。

  帰りは尾根を進む周回ルートを行く。岩場が時々現れるが巻道もある。

 「犬帰り」と呼ばれている10mほどの岩の鎖場がある手前に絶景の

  ロケーショ
ンの場所があったのでここでゆっくりとランチ休憩!

  今回は時間的にも余裕があるので鍋ランチ!

  1時間以上の、のんびりランチを終え「犬帰り」を降りる。

  ここにも巻道はあるがこんなことも経験。

  危険なところを下からフォローして全員無事に着地。

  標高は低いが沢沿いの登山道や適度な緊張感のある岩場の通過や尾根歩きは、

  標高を忘れさせる味のある変化にとんだ山でした。

 

  【仙人ヶ岳】

  【登山口】845―【神社】920-【熊ノ分岐】950-【山頂】10181030     【熊ノ分岐】1050-【犬帰り手前】ランチ11351245【深高山分岐】1405―    【岩切登山口】14:25

こんな岩を登る
ダム湖が見える。ここからもルートがある
本日のランチはほっかほかの鍋
垂直の岩場を必死に降りる二人

尾白山

 

2018.10.28(日)

 

メンバー:ナビ(L)、あやさん、高さん、あち、トポの5名

 

登山口8:00―尾白山頂10:40/11:20―登山口13:10

 

尾白山は伊南三山の一つで、紅葉と稜線歩きが楽しめる山である

(伊南三山は他に三岩岳、大博多山)

 

地元から1時間半で1台の車もない小塩登山口に到着

登山口を8時に出発

すぐに落葉の積もった急登になり汗が出てくる

ロープの付いた急登が続くが、見上げると晴天に紅葉がマッチして素晴らしい

稜線に出ると展望が開け、周りの山々の赤みを帯びた紅葉が目に飛び込んでくる

 

頂上には10時40分に着いて少し早いが昼食とする

那須・尾瀬・新潟方面の山々が良く見え、山座同定を楽しむ

 

40分休憩の後頂上をあとにする

落葉の積もった急な下りを慎重に下りながら、時々立ち止まって秋を実感する

 

登山口には3台の車となっていたが、登山中は誰とも出会わなかった

はて、キノコ狩りの人だったか?
落ち葉の急登を登る
青空と真っ赤なカエデ
紅葉の稜線歩き
黄葉林の中を下る

ザイルワーク等現地講習会(鹿沼岩山)

2018.10.20(土)

新人:高さん、あやさん、ユキ

講師:、鮎さん、Falcon、ナビ、トポ

 

4月の会の創立後初めての新人講習会を行った

鹿沼岩山は初心者のザイルワーク訓練等にはちょうど良いゲレンデである

今回は新人の参加者が3名だったのでマンツーマンで行うことができた

新人、講師ともに熱心に取り組み事故もなく無事終了した

講師の方々ご苦労様でした

 

【講習内容】

*ザイルワーク

フィギュア・エイト・ノット

クローブ・ヒッチ

ムンター・ヒッチ

プルージック/オートブロック・ノット他

*簡易チェストハーネスの作り方

*懸垂下降

下降器の使い方

懸垂下降の姿勢・注意点

懸垂下降の実践(トップロープでのクライムも行う)

 

【新人さんへ】

短時間の講習でしたが、感覚的なものは掴めたかと思います

これらの訓練を積み重ねてさらなるスキルアップをして欲しい

ザイルワーク訓練の様子
下降器のセッティング方法を学ぶ
高さんのクライム
ユキの懸垂下降

八ヶ岳(網笠山・権現岳)

2018.10.14、15

メンバー:ナビ、麗子、トポの3人

1日目 観音平10:00→押手川11:30→編笠山頂13:00/13:20→青年小屋13:45

2日目 小屋6:05→権現岳7:25(10)→三つ頭8:25/8:40→観音平11:05

 

南八ヶ岳の一番南部の編笠山と権現岳を1泊で歩くことにした

午前中は雨模様のためか観音平駐車場は3割程度で空いていた

 

薄い霧とポツポツの雨の中、天気の回復を期待しながら登山口を出発

30分もしないで雨がやみ、暑くなったので雨具を脱ぐ

緩やかな登りが続き、右手の明日下る尾根の紅葉が見え隠れする

押手川で小休止すれば、これから編笠山頂までは400m超の登りだ

所々青空がのぞいては又隠れる中、急登が続き汗ばむ

 

12時近くになって「フェ~!」とのため息(誰?が漏れ聞こえる

5時の朝食から7時間もたっているのでどうやらシャリバテのようだ

行動食を摂って、歩き出すと頂上近くの看板の「あとちょっと」に元気づく

やっと編笠の頂上に着き腹ごしらえ。あとは小屋まで30分足らずだ

 

青年小屋では炬燵部屋が2つあり、その一つに入ってビールで乾杯

くつろいでいると大きな雨音が、と思ったらなんとアラレだった!

今日は4組しかいなかったのでそれぞれが個室でゆっくり寝られた

が、夜中に隣部屋のいびきに悩まされたそうな(我は知らず)

 

朝起きてみると朝焼けの中に冠雪の富士・・・感嘆の声が上がる

出発時は高曇りで、周囲の山々の景色は見えそうだ

すぐに見晴らしがよくなり、日本アルプスの山々が全て見渡せる

やがて岩場となり鎖のトラバースを慎重に歩く

阿弥陀岳や主峰赤岳などが迫力をもって眼前に迫る

権現岳山頂は十数mの冷たい風で1分と居られずすぐに下山

昨日泊まった青年小屋と網笠山の秀麗な姿が目に入る

 

三ツ頭でホットコーヒーを飲んでほっとする

下山は緩やかで落葉が重なった膝にも優しい快適な道である

ここら辺りはカラマツが多いが見頃は過ぎている

木戸口公園という何もない場所を過ぎてから1時間半で駐車場に

帰りに「八峰(ヤッホー)の湯」に立ち寄り温泉と信州そばを食す

朝焼けの富士
権現岳を目指して岩場を行く
主峰赤岳
網笠山と青年小屋

安達太良山

1014日(日)

メンバー イトちゃん、サエちゃん、ビーサン、
W・Tさん、朔ちゃんの
5

今回の定例山行は例年、紅葉が真っ盛りになる日を選んで予定を組んだ。

残念ながら2週間前ぐらいが絶好の紅葉だったようだ。

それでも、まだ感嘆の声をあげるぐらいの美しさは充分に残っていた。

ほぼ計画書通りにスタートしてくろがね小屋を目指す。

安達太良山いちばんの絶景ポイントは小屋周辺の山肌だ!

小屋前で休息し、しばし紅葉を鑑賞し峰の辻を目指す。

峰の辻からは右に折れ、緩い登りのほうから山頂に。

山頂は人でごった返していて記念撮影も出来ないほど。

そのころから一気にガスが出て視界が利かなくなってきた。

良い時間帯にくろがね小屋周辺の紅葉を楽しめたのが良かった。

帰路は薬師岳から降りる。

ロープウエイ方面からは続々と多くの人が登ってくるので
降りるのに難儀をする。

やっと薬師岳の展望台を過ぎると、あれだけたくさんの人があっという間にいなくなる。

時間がだいぶ予定よりも早かったので行きの登山道に合流したあとは

あだたら渓谷歩道に入りミニ奥入瀬のような渓谷と紅葉を楽しみながら下山した。

 

くろがね小屋がみえてきた
まだまだ、素敵な紅葉だ!
本来ならこの位置の紅葉がいちばんなのだが!
あだたら渓谷歩道を通り下山した

唐倉山(本名御神楽岳から変更)

2018.9.29

メンバー:石ちゃん、ナビ、麗子、トポの4人

 

午後から雨模様なので短コースの唐倉山に変更した

この山は行程は短いが岩場のある中級者向けの山です

 

唐倉山は過去3回目にやっと登れたという因縁の山でもある

1回目は林道が雪で断念、2回目は途中の岩場が積雪でやはり断念

3回目は雪のない時期にやっと山頂に立てた、という訳である

閑話休題

昼前に下山するために朝5時30分に集合して地元を出発

国道401号から林道・木伏椿平線に入り10分ほどで登山口に到着

雨の予報もあるせいか他の車はなく我々の車だけ

登山口の「奇岩と伝説の霊山」の案内板を見て出発

歩き始めは刈り払いされた緩やかな道である

しかし、途中からロープが連続する急登となり汗が噴き出てきた

30分ほどで稜線に出ると高曇りで周辺の山々は見えた

 

柱状節理の御柱岩を過ぎるとロープのある狭い急なトラバースが連続

見晴らし台を経てしばらくすると一番の難所「飛びつき岩」に出る

今は鉄のステップなどが設置されているので難所というほどでもない

それでも○○(誰かな?)は固まってしまってスムーズに足が出ない

「ステップはもっと左だよ!」「足元良く見て!」と掛け声が飛ぶ

(昔の修験者は本当に飛びついたか!?・・・ぞっとする)

その後岩場をいくつか過ぎると普通の道になり頂上に着いた

 

下りも急でロープが結構あるが、岩場はないので快調に下りる

10分で下りの千年松、さらに8分で下りの万年松に着く

大きな幹に手を当ててパワーをもらった

 

出発してから2時間半で駐車場に戻り、幸い雨もまだ降らなかった

誰もいない静かな山旅でした

ロープのある狭くて急なトラバースを行く
飛びつき岩を慎重に渡る
頂上でホッとする
千年松を見上げる

八方ヶ原滝めぐり(桜沢)

2018.9.12

メンバー:高さん、イトちゃん、サエちゃん、トポの4人

 

残暑の中涼しい滝巡りのつもりだったが、急に秋の気配が・・・

平日のせいか山の駅たかはらには車がぽつんと1台のみ

 

歩き始めは林の中のなだらかな下り・・・往路は沢沿いの下りだ

途中、動物が食べた栗の実や鹿の足跡があったが、姿は見えず

やがて沢の音が聞こえてきて、1時間ほどで雷霆の滝に到着

勇壮な滝の姿と轟音に皆思わず歓声を上げる!

 

そして次の咆哮霹靂の滝へは30分ほどで到着

右の咆哮の滝はちょろちょろ程度だが、霹靂の滝はまずまず

ここから先の雄飛の滝へは残念ながら通行禁止

しばらくすると沢登りの3人が来て準備を始める

途中にナメも見えたこの沢は沢登りも楽しめるのかと納得

咆哮の滝から登り始めたのを見送る

 

雷霆の滝に戻り昼食

沢登りの連中がやってきて中央の水流のない所を登る

クイックドローを付けたのでハーケンが1か所あるようだ

3人とも無事にクリアして上部の小滝に向かった

来年の沢登りはここに来てみようかなとも思う

結局登山者は我々と沢登りの人達だけで静かなハイキングでした

 

時間が早かったので帰りがけにおしらじの滝に寄る

水の落ちている滝が見られるのはラッキーだそうだ

エメラルドブルーの滝壺はなかなかのものでした

迫力ある雷霆の滝の前でポーズ
咆哮霹靂の滝はあっちです
雷霆の滝を登っている
滝壺が神秘的なおしらじの滝

額取山(ひたいとりやま-1009m)

8/26(日)


新会員の女性2名、男性2名とトポさん、朔ちゃんの6

 

今回の定例山行も新会員が主な対象者。

よって初心者向きの額取山。

郡山市の西側、猪苗代湖の間には奥羽山脈の千メートル前後の峰々が連なる。その中に横たわる歴史の山が額取山。別名を安積山とも呼ばれる。

額取山の名の由来は八幡太郎義家が元服の儀式で髪を剃ったことに由来するということを大将旗山の山頂で地元のおじさんに教えてもらった。その大将旗山もまた義家が軍旗を掲げた場所だということで名がついたとも語ってくれた。

今回のルートは御霊櫃峠から額取山までの展望の良い尾根歩き。

花の山らしく人気の山で下山した時には駐車場が満車状態であった。

今回もマツムシソウ、山ナデシコ、おみなえし、秋のキリンソウなど多くの花が咲いていた。その中でもとりわけ見事だったのはトリカブト。

コースの最高峰の大将旗山(1056m)からアップダウンの尾根をたどり山頂に向かう。到着した山頂からは360度の大展望。

天気が良ければ磐梯山、吾妻山、飯豊連峰がみえるらしい。

残念ながら今日はそこまでの展望はなかったが。

今日はみなさんが絶好調!

予定時間よりも相当に早く額取山に到着したのでランチ休憩は大将旗山まで戻ってから。

続々と登山者とすれ違う。人気の山だということが窺い知れる。

登山口にはなんと予定よりも2時間も早い1210分に到着。

この山は、季節を変えてまた来よう!

次回は紅葉の季節がいいなあ~!

 

【御霊櫃峠】(8:30)-【大将旗山】(9:13)-【額取山】(10:0510:20)

【大将旗山】(11:0711:30)-【御霊櫃峠】(12:10)

 

 

大将旗山から歩いてきた登山道を振り返る
マツムシソウなど数多くの花があった
猪苗代湖がすぐそばに見える
御霊櫃峠に戻ってきた。駐車場は満車!

夏合宿(槍沢からの槍ヶ岳と大喰岳、中岳、南岳縦走)

2018.8.17~20

メンバーはナビ、麗子、トポの3人

 


夏だ・・・合宿だ・・・ということで夏合宿です!!

横尾をベースに槍ヶ岳に登って、大喰岳・中岳・南岳3000mの稜線から逆さ槍の天狗池を巡る絶景を楽しむコースである

 

初日は5:00に出発して沢渡からタクシーに乗り上高地10:30着

横尾には14:00前に着き木陰の下にテント設営

明日にそなえ早めにシュラフに潜り込む・・・夜間意外に冷えた

 

2日目は槍ヶ岳山荘まで1400m超の標高差を登らねばならぬ

4:50に出発。ちょっと肌寒いのでウインドブレーカーを着る

ババ平には2時間で到着。テントが満杯に近い

25分で大曲に着く・・・ちょっとペースが速いか?

天狗原への分岐付近からは白・黄色・紫等の花々が綺麗だ

 

9:00頃にやっと槍の雄姿が見え出す

ここから暑さと疲労との闘いとなる(脚が重いよぉ~、歳には勝てない)

あと1000mの文字が出てから長かったのなんの!

300m毎に一本とって、山荘には10:50になんとか到着

 

一段落してからメットを装着して槍のピークを目指す

麗子は初めてなので緊張気味だが、鎖場や岩場は何度か経験しているので、それと同じで大したことないよと言って落ち着かせる

途中で息切れが・・・先月も登っているがこんなことは初めてだ!?

渋滞待ちもほとんどなく無事ピークに立つ

好天だったのでピークからの眺めはサイコ-だ!

夕食まで時間があるのでテラスで軽食と生ビール・・・これもサイコ-!

 

3日目は3000m超の3峰のピークを踏んで天狗池へと下りるコースだ

山荘の朝食後5:20に出発。今日も好天で気分は上々

3つのピークで景色を楽しみながらそれぞれ写真を撮る

天狗原へは鎖と梯子もある急な下りである

どうか風が穏やかで逆さ槍が写りますようにと念じながら慎重に下る

1時間15分で天狗池に到着・・・やったあー、まずまずの逆さ槍だ!

絶景を楽しみながら腹を満たしていると、30分があっという間に過ぎる

 

名残惜しいがまだまだ長い下りが待っている

下りてくるとだんだん暑くなってきたが、横尾に着いたら生ビールだ!と

思えば苦行?もまた辛抱できる

しかしだ、横尾に着いて買おうとしたら生ビールがなかった!?

なぜだ?槍沢ロッジにはあるのに・・・仕方なく缶ビールで乾杯!

 

最終日の朝はラーメンと食材の残りでゆっくり食事

帰りがけに温泉につかり、道の駅のそばのそば屋で食べて帰途につく

温泉は他に誰もいなくて快適でした・・・でもここはマル秘です

横尾で楽しくキャンプ
槍は目前、最後の頑張り
槍のピーク目指して
天狗池の逆さ槍

田代山と帝釈山

85日(日)

新会員の女性2名、男性1名と朔ちゃんとトポさんの5

 

8月の定例山行は新会員が主な対象者。

今回は、5人の新会員のうち3人が参加した。

今回は山上に広がる湿原と池塘で有名な田代山と日本300名山の帝釈山。

登山口は猿倉登山口。

湯の花温泉の先からはダート道を約11キロ進めば登山口に。

9時に登山口を出発。

水場を過ぎたあたりで新会員の体調がよくないらしく、しばしば足が止る。

自分のペースで行くのが良いと判断し先頭を歩いてもらう。

何度かの休憩を取りながらやっと小田代湿原に到着。

雨が降らない陽気が続いているので湿原の名残しかない。

そこから少々きつい登りをこなすと、突然に広大な山上の湿原が現れた。

やはり湿原といえるのはごくわずかしかないが展望は最高だ!

目の前には会津駒ケ岳、振り返れば那須連山!

疲れ切っていた新会員の方達の足取りも軽やかになったようだ。

ここからは、なだらかな木道歩きで避難小屋まで行く。

爽やかな風が吹いて立ち止まっていると寒いぐらい。

11時をちょっと過ぎたばかりだがランチ休憩。

体調が悪かった新会員もなんとか帝釈山まで行けるというのでスタート。

いったん下ってから帝釈山の登りがあるがなんとかクリアー!

帝釈山は360度の大展望!

那須連山や日光連山、燧ケ岳や至仏山、会津駒などが見える。

12時を過ぎて気温も日差しも午前中のものとはだいぶ違ってきて

暑くなってきた。

田代山までの登りを終えればあとは下るだけ。自然と足取りは軽くなり

15時ちょっとすぐには登山口に戻ってきた。

今思えば、初心者にとっては、ちょっときつい山行だったのかも知れない!

反省・・・・・。

猿倉登山口を9時スタート。
広大な田代湿原に出て足取りも軽やかに
広大な湿原なのだが池塘は涸れ切っている
帝釈山に向かって最後の岩場を行く

船形山と泉ヶ岳(自主山行)

(鳳凰三山の予定を台風12号のため変更)

 

2018.7.29~31

メンバー:麗子、トポ、ナビ(記)

29日(前泊)

旗坂キャンプ場の予定を雨のため旅館の素泊まりに変更(\6000)

ぬるめの鉱泉だがずっとポカポカしていた

 

30日

朝方どしゃぶりの雨だったが、登山口に着いた時にはあがる

4:50出発。船形山の升沢コース

入口から山頂まで30番から1番までの丸い標識あり、行程の目安に

前半は比較的緩やかでブナの森が美しい

升沢避難小屋より先は沢登りになる

頂上は360度の展望のはずが、ガスで何も見えず

下山は蛇ヶ岳経由で升沢コースに戻るが、道は荒廃していた

13:00着 [歩行7時間半]

泉ヶ岳スキー場に移動し、テント泊

 

31日

6:40発

水神コースを登り、滑降コースを下る

泉ヶ岳は前半ハイキング、後半は急斜面で石がゴロゴロの登山道

上部はユリが多く、登山道に香りが漂う

10:30着 [歩行4時間弱]

 

3日間ともランチは下界で

牛タン弁当、冷やしソバ、しゃも丼と白石うーめんセット

美味でした!

船形山升沢コースの登山口。30番から始まる
前半は3時間弱の緩い登りだが、後半はまったくの沢登り
蛇ヶ岳からの下りには荒れた木道の湿原に池塘も
暑い中登った泉ヶ岳の頂上はガスで周りは白一色だった

会津朝日岳

2018.6.30(土)

メンバー:ナビ、麗子、トッポ(記)の3名

歩行時間:赤倉沢登山口800→叶の高手1045→朝日岳1240

→登山口1540

昨日、はやばやと梅雨が明けた模様とテレビで報じていた。

途中はガスが出ていたが、登山口に到着時は青空になっていた。

登山届を出して8:00出発。

沢沿いの道は無風で背後から陽が射し蒸し風呂のような暑さである。

汗だくで三吉ミチギの水場に到着。

火照った顔と首に冷水をかけ、喉を潤しほっと一息。

ここから少し進んだところで、山のベテランのナビが不調を訴える。

少し熱中症気味のようだ。

回復するまで少し休憩するというので、二人で先に進むことにする。

山頂までのルートは一本道で分岐もないので心配はないだろう。

10:15に人見の松に着き、浅草岳を眺める。

やや色褪せてきているが、ヒメサユリがまだ咲いている。

叶の高手の手前で雪渓が少し残る朝日岳の山容が見え出す。

大クロベの木を過ぎるころには汗も少なくなって多少楽になる。

11:20避難小屋に着き、軽く行動食を摂る。

そして雪渓を右に見ながら頂上間近の急な壁を息を切らして登る。

壁を越えるときれいなヒメサユリがまだ咲いている・・・感激!

頂上では雪渓の残る越後駒ヶ岳など360度の展望を楽しむ。

下り始めて避難小屋の手前でナビと会い三人で一緒に下る。

登山口近くまで下りてきて、三人とも頭が重く少し痛みもあった。

水分は十分取ったがやはり熱中症気味ではなかろうか。

沢沿いに登るこの朝日岳は、暑い日には日の出前の早朝から登らない

とかなりしんどいと感じた山であった。

登山口の登山届ポスト
大クロベの木
雪渓脇の急な壁をの登る
ヒメサユリ

栃木の隠れた名山へ

中倉山~沢入山~オロ山

 

2018.6.9(土)

メンバー:朔ちゃん、ナビ、麗子、トポ(記)の4名

歩行時間:銅親水公園720→中倉山930→沢入山1020→オロ山1125/1150→公園1445

5年ほど前に来て、アルプスのような絶景パノラマが脳裏に残る足尾の山を再訪。

先日梅雨入りしたが今日は幸い好天にめぐまれる。

前回は通れた水道橋は通行禁止となっており川の浅瀬を渡渉する。

林道わきにホタルブクロが鈴なりに咲いている珍しい花が群生しているのに出会う。

(後日調べたらジギタリスという花のようだ。猛毒があるという。誰かが観賞用に植えたか?)

2時間余りで中倉山に到着。

山頂は遮るものがない素晴らしい絶景である。

ここから沢入山近くまでは巻き道もあるが、ここはやはり見晴らしの良い稜線歩きに限る。

所々に岩稜帯があり多少スリルも味わえる。

稜線の左斜面は樹木と笹原、右斜面は岩が露出した荒涼とした山肌。

見た目は面白いが、鉱毒の無残な姿が残っていると思うと心が痛む。

沢入山には1時間足らずで到着し後続の2人を待つ。

オロ山は前回踏み跡がないような箇所が随所にあったが、今はほとんど迷うことがない。

オロ山には45分で着く。

目の前の皇海山の秀麗な山容を仰ぎ見ながら昼食。

帰路は途中から巻き道を通り公園には約3時間で到着する。

暑い1日だったが好天ですばらしいパノラマが見られたことに感謝しつつ公園をあとにした。

 

水道管橋は通行止めになっている
猛毒のジギタリスの群生
沢入山への岩稜帯を行く
左右で違った様相を見せる山肌(下山時に撮影)

社山から黒檜岳へ

2018.5.26(土)
本日は会を立ち上げてから初めての定例山行。
那須塩原を5時半に出発。
本日は縦走なので車は2台。
スタート地点の立木観音の駐車場は7時には満車。
よって半月山の第二駐車場に停めてスタートする。
白ヤシオがたくさん咲いている!
右手に男体山と中禅寺湖を見ながら進む。
社山までは約1時間。
その先はほとんどの登山者はいなくなる。
きれいな稜線はここからだ。
大平山の分岐を過ぎると樹林帯に入る。
そしてまもなく黒檜岳。
天候があやしいのですぐに下山開始。
中禅寺湖千手ケ浜のクリンソウはちらほら。
来週が見頃だろう。
そして竜頭の滝の南にある駐車場に15時45分に到着。
ちょっとロングで静かな尾根歩きを楽しめた。
中禅寺湖と男体山が美しい!
社山を過ぎると黒檜岳への稜線が見えてくる。
なんとも美しい稜線だ
黒檜岳の山頂に到着

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2018年4月 那須塩原市に「なすしおばら山の会」誕生!
いろいろな山の会で多くの経験を積み重ねてきた、
ベテラン集団が立ち上げた山の会です。
創設から約6年!
新しい仲間がどんどん増えています。
ビギナーもベテランも大歓迎!
一緒に山をenjoyしませんか!

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