なすしおばら山の会

2023.7月~9月

八ヶ岳秋合宿

2023年9月24日(日)~26日(火) 2泊3日

テント泊 9名、山小屋泊 4名

参加者:まなちゃん(L)、アキ、ノンちゃん、あやや、TFSL)、ゆず、あっきー、エミリー、さるちゃん、ラッセル、とこ、やす、こばちゃん

行程

1日目:烏ヶ森公園P=桜平-オーレン小屋-本澤温泉-オーレン小屋(泊)

2日目:オーレン小屋-夏沢峠-硫黄岳-橫岳(奥の院)-硫黄岳-赤岩ノ頭-オーレン小屋(泊)

3日目:オーレン小屋-根石岳-天狗岳(東・西)-箕冠山-夏沢峠-オーレン小屋-桜平=(温泉)=烏ヶ森公園P

 

24日 9:00頃 桜平の駐車場を出発し、オーレン小屋へ。昼食後、テント泊の皆さんは、テントを設営し、登山準備ができたところで、日本一高所にある野天風呂、本澤温泉へと出発。本澤温泉の内風呂、野天風呂に入る人、オーレン小屋のお風呂に入る人と、それぞれのお風呂を満喫し、オーレン小屋へと戻りました。15:30頃から夕食及び宴会開始。山ごはんとビールなど堪能しました。日が暮れてくると急に冷え込んできたためそれぞれの寝床へと解散しました。この夜は氷点下4度まで下がり、寒さに耐えながら一夜を過ごしました。

25日 7:00頃 オーレン小屋を出発し、硫黄岳へ。夏沢峠を過ぎ、樹林帯を抜けると、北アルプスの山々が見えてくる。急な岩場を登り切り硫黄岳の頂上へ到着。赤岳が目の前に飛び込んできました。天気に恵まれたため360度の展望がとても素晴らしい。爆裂火口を見た後、横岳山頂へ。頂上に着くと富士山がくっきりと姿を表しました。梯子や鎖場を通り横岳(奥の院)へ。横岳(奥の院)からピストンで戻り硫黄岳山荘のベンチで昼食をとり、硫黄岳から赤岩の頭を通りオーレン小屋へと戻りました。昨日同様、宴会に花を咲かせ、日暮れと共に寝床につきました。

26日 7:00頃 オーレン小屋を出発し、天狗岳へ。箕冠山、根石岳を通り東天狗岳頂上へ。曇りがちな天気でしたが、浅間山など近くの山々を見ることができました。西天狗岳を登頂し、ピストンで箕冠山まで戻り、夏沢峠を経由してオーレン小屋と戻りました。最終日の昼食はオーレン小屋のボルシチやカレーライスに舌鼓を打ち満腹になったところで、テントを撤収し、桜平の駐車場へと下山しました。

 初めてテント泊を経験した人、初めて南アルプスを登頂した人、二泊の登山は初めてなど、それぞれ色々な初めてを経験し、三日間天気にも恵まれた有意義な山行でした。

テント泊 寒かった
硫黄岳山頂
天空の露天風呂
富士山もばっちり

台風一過の燧ケ岳

2023/9/9 日帰り

参加者:Kakky(L)、さるちゃん、沢ちゃん、にゃおき 以上4名

 

 台風13号の気象予報にヤキモキしながら朝を迎え、曇天の道の駅湯の香しおばらを5:00に出発し、6:35に尾瀬御池Pに到着した。登山コースは御池登山口-広沢田代-熊沢田代-俎嵓-燧ケ岳をピストンする最もポピュラーな日帰りコースです。

 6:45に登山開始、登山道は良く整備された木道で、雨上がりのぬかるみもひどくなく歩き易かった。第一の急登を登りきると1時間ほどで広沢田代に到着。広々とした草原に池塘が点在し、晴れ間も垣間見え水面には青空と雲が映りこみ、爽やかな風が吹き抜けて行く。

今年の猛暑の影響か、草紅葉の見ごろは少し先の模様でした。熊沢田代を過ぎ第二弾の急登を登りきると樹林帯が開け、ほどなく俎嵓山頂に到達した。山頂は雲で覆われ視界は今一つでしたがここで山頂の祠を写真に収めた。20分ほどで2つ目のピーク燧ケ岳山頂(標高2356m)に11:00前に到着。

昼食を済ませると雲の切れ間から尾瀬ヶ原の全貌が飛び込んできた。絶好のシャッターチャンスを逃さず、尾瀬を目に焼き付けることが出来た。晴れ間が広がり山頂で集合写真をパチリ。皆で山行中止にしなくて良かったと思った瞬間です。

帰路はゴツゴツした濡れた岩場で足を滑らせないように細心の注意を払いながら下山した。登山道にはミヤマシシウド・桔梗などの花々が出迎えてくれた。御池Pには、予定より1時間早い14:00に下山した。帰路には桧枝岐村にある燧の湯の露天風呂に浸かり登山の疲れを癒した。『台風一過の燧ヶ岳』を堪能した山行でした。

Kakky 記

北八ヶ岳池めぐり

2023年9月30日(日)日帰り
メンバー
ワコ(L)、ふーちゃん、ミッコ(SL)、イトちゃん、かよちゃん、まさ、クロさん、ニシヒロ、mow、イコちゃん、あち(L)、ノンちゃん、なお(SL)、こばちゃん、ゆず、サエちゃん、ケンちゃん、アキ、ラッセル、ことりん(記)
20名

総勢20名の大人気山行のため2チームに分け、別々の駐車場で集合解散。
ルートは2チームが交差する周回コース。

朝から雨。
am4時 那須塩原出発。
20名以上の団体割引で両チーム一緒にロープウェイ乗車。
山頂駅を出てアカゲラと一緒に全員で記念撮影。
途中Aチームではイトちゃんお手製の黒ニンニクでパワーをいただきました。
北横岳山頂からの展望はガスで見えませんでしたが、亀甲池、双子池辺りでは両チームとも青空を見ることが出来ました。
ヒカリゴケなど色んな種類の苔がそれぞれ美しく、キノコも赤や黄色等たくさんありました。
昼食は両チーム別々の場所で、その後、交差地点で記念撮影。
途中、ゴールまでどのくらいかの質問にリーダーが「あと約22分です」!?
リーダーの綿密な下見のなせる技にビックリ!
帰りは各チーム別々にロープウェイ、温泉に入って、SAやPAで夕食。遅いチームの解散は21時20分頃。

まだまだ紅葉し始めたばかりでしたが、秋の山に来られた事が嬉しくて、深呼吸・リフレッシュできました。

リーダーのきめ細やかな心配りと、長距離運転してくださったドライバーの皆さんのおかげで楽しい山行が出来ました。
池めぐり
駅から出ると定番のアカゲラ
池のほとり
八ヶ岳の森

憧れの頂「槍ヶ岳」にテント泊で挑む

日程 2023.9.109.12(2泊3日)

参加者 ワコ、エミリー、まなちゃん、せき、ミッコ、なお、つんさん(L)(記)。

行程

9/10(日)黒磯板室IC=沢渡バスタ=バス=上高地―横尾―槍沢ロッジ―ババ平キャンプ場(テント泊)

9/11(月)ババ平キャンプ場―槍ヶ岳山荘―槍ヶ岳―ババ平キャンプ場(テント撤収)―横尾(テント泊)

9/12(火)横尾―徳沢―明神(奥社参拝)―上高地=バス=沢渡バスタ=黒磯板室IC

 

槍ヶ岳(3180m)は日本で5番目に高い山。北アルプスのシンボルであり、ランドマークとなっている。はるか遠くの山に登っても、天を衝くその穂先は見え、山座同定の目印となる。

今回もてんくら判断が微妙で迷いながらの実施となったが、結果的には天候に恵まれ、素晴らしい山行となった。

 

9/10(日)

沢渡バスタは静か。バスで上高地へ。歩き始めてすぐが河童橋そして明神・徳沢・横尾と約10kmは3時間ほど。3日分の食料・テント・シュラフなどが詰まったザックは重い。日曜日なので下山者とのすれ違いが多い。横尾山荘でランチ後、槍沢ロッジに向かう。テン場の受付(一人2000円)をする。自分「水は出てますか?」受付「出てますが現在復旧修理中なので、念のためここで汲んでいってください」ということで、全員2ℓ程の水をザックに積み増しして出発、30分程でババ平に到着。水は修復済みでOKでした(-_-;)。今日はここにテン泊。各自テント設営後早速ビールで乾杯。程なく雨がぱらつき夕食は各自のテントでとなり就寝。

9/11()

未明起床、5出発。しばらくは沢沿い道。次第に展望が開け明るくなってくる。朝日が当たる岩山が美しい。水場はしっかりと出ていて休憩する人でにぎやかだ。少し登ると槍の穂先が見えてくる。メンバーの歓声が上がる。高度を上げるにしたがって、ガスに隠れたり晴れたりを繰り返す。槍ヶ岳山荘に到着。穂先ははっきりと見えている。土日は大渋滞もあるらしい穂先も月曜日なので空いている。

休憩後、アタック開始。槍ヶ岳は険しい岩場の為、登りと下りが別々のルートに分かれている。早速、登り専用ルートから岩や鎖を登り、最後のほぼ垂直の長いはしごを上り山頂到着。メンバーのうち4人は初登頂。自分は2回目ではあるが、前回はガスガスの最悪の槍であったので、ほぼ初槍である。素晴らしい景色、穂先の先端に立つ喜び、湧き上がる達成感。

ひとしきり山座同定し下山開始。下り専用のはしごを下り、下山ルートの矢印に従って降りる。山荘で休憩の後、ババ平に向けて下山開始。時折振り返りながら下る。ババ平に到着。昼食を取り、テントを撤収して、横尾に下る。横尾にてテン場受付してテント設営し、早速ビールで乾杯。呑んでいると雨がパラパラと・・昨夜と同じパターン。各自テントに戻り夕食となる。

9/12()

各自朝食後、テント撤収し7時出発。上高地に向けて下山開始。途中、明神から穂高神社と有料の奥社を参拝しちょっと異空間を楽しむ。観光ルートを歩き、河童橋に到着。カフェ小梨で昼食後バスに乗り沢渡バスタへ。近くの温泉で汗を流し帰路についた。

 

絶景の槍ヶ岳山頂
山頂へのハシゴ
槍が見えてきた
ババ平でテント泊

「南アルプス夏合宿」

2023年824日(木)~27日(日) 34日テント泊

メンバー:まなちゃん、麗子、ワコ、山キュー、TF、(男性2名、女性3名)

 

行程(歩行) 約27㎞ 約23時間

1日目 仙水荘P(バス移動)― 北沢峠長衛小屋テント場(テント設営)

2日目 長衛小屋テント場駒津峰摩利支天甲斐駒ヶ岳駒津峰双児山北沢峠長衛小屋テント場

3日目 長衛小屋テント場北沢峠小仙丈ケ岳仙丈ケ岳馬ノ背ヒュッテ藪沢小屋北沢峠長衛小屋テント場

4日目 長衛小屋テント場栗沢山アサヨ峰栗沢山仙水小屋長衛小屋テント場(テント撤収)北沢峠(バス移動)仙水荘

 

 南アルプスの甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳・アサヨ峰・駒津峰など、百名山2座と百高山4座を登頂した縦横無尽の夏合宿です。

 

まず、昼食に高遠蕎麦を食べて駐車場へのんびり到着、すると残念な豪雨、レインウエアを着こみザックにもカバーを付けて数十メートル先のバス停へ行くと雨が止み、暑くて脱皮しました。

バスに1時間ほど揺られて北沢峠へ着き、10分ほど歩くと長衛小屋テント場に到着、重いザックに手にも食料などの大荷物でも楽ちんな距離でベースキャンプです。

テントを設営して、早速の乾杯からのマッタリタイム(*´ω`) それぞれのつまみが出てきて贅沢な時間のはじまり~

ちなみに、水が豊富で汲み放題、何とシャワーが5分間500円で使用できる快適さ満点なところでした。

 

 いよいよ本番の2日目は6時スタート、樹林帯を抜けた駒津峰からはスゲー雲海が見え、南アルプスの貴公子・甲斐駒ヶ岳に摩利支天がドーン。そして富士山・北岳・間ノ岳の123がそろい踏み。

 快晴の摩利支天山頂では目の前に圧巻の甲斐駒ヶ岳! ところが一気にガスが上がってきて駒ヶ岳山頂では白い世界に、休憩後に双児山を回り14時過ぎにベースキャンプへ戻りました。

 

 3日目は前日のガスが上がってくることを考慮して530分発、(関西弁をしゃべるオヤジ2人組が3時からうるさいお陰で?3時起床となりました。)

 30分繰り上げスタート大正解、快晴の小仙丈ケ岳からカールが全開のお出迎えでテンションアゲアゲ。南アルプスの女王・仙丈ケ岳は雄大でした。仙丈小屋と背ヒュッテで休憩をとり、下山はのんびりでしたが13時にベースキャンプへ到着、早めの宴会スタート。楽しい勉強になる大切な時間でした。

 

 最終日となる4日目も530分スタート、心配していた天気予報はハズレで今日も山日和。本日のピークアタックはアサヨ峰、その手前にある栗沢山は360度の絶景、圧巻のパノラマは想像もしていなかった素晴らしさ。もちろんアサヨ峰からはピラミダルな甲斐駒や富士山などの展望。日曜日にかかわらず登山者が少なかったのですが、今回の山行で随一は違いなしです。絶対行くべし山です。

 ベースキャンプに正午に戻り、すかさずテントを撤収して予定より早いバスに乗車できました。(さすがに混んでいました。)

下山後には、入浴と締めにも蕎麦をいただき大満足の南アルプス夏合宿でした!

 

おまけコメント:今回の願いとしてオコジョに会いたかったのですが、元気な女子軍団の声にビビッタためか?姿を見せてくれませんでした。残念無念! でもクマさんにも会いませんでした。

 (記:TF

天空の花園 野反湖・弁天山

2023/8/6(日) 日帰り

参加者:KakkyL)、コジロー、沢ちゃん、ニシヒロ、山ちゃん、ことりん、チャコ、テル、藤田さん(SL)、クロさん、イコチャン、まゆみ、るな、みーたん 以上14

 

薄曇りの朝、九十九折の山道を走り、標高1500mの野反峠休憩舎の駐車場に降り立つと爽やかな風が快く吹き抜けた。眼下には静寂の野反湖の真っ青な湖面を望む。初めての野反湖、参加者全員が高山植物の彩に期待を膨らませていた。

8:40登山開始、登山道は整備が行き届いており、笹が刈り込まれて歩き易かった。なだらかな登りを20分ほど歩くと弁天山山頂(標高1649m)に到着した。夏の雲で眺望は今一つであったが、無数の赤とんぼが我々を歓迎してくれた。一度下ってからエビ山へ向かう。草原から徐々に白樺に囲まれた登山道と変化した。エビ山への登りは急登が続き、メンバーの会話も減りぎみ。

10:30エビ山山頂(1744m)に到着、2段急登を登り切った達成感で思わず「やった~」の集合写真となった。10分ほど水分・栄養補給タイムをとり野反湖畔のキャンプ場へ向かう。足元は弁天山の土壌から岩場へと変化したが、なだらかな下りで歩き易かった。下山途中では野反湖の湖面が見え隠れしている。

 11:40湖畔のキャンプ場に到着し、広々とした草原でランチタイム。各々が持参したお弁当をのんびり頬張った。キャンプ場では大きな尖がりテントでリラックスしているキャンパーが数組いて、素晴らしいロケーションで個人でも訪れたいと思った。

 12:30キャンプ場を出発し湖畔の遊歩道を一路、野反峠へ向かう。ほどなく野反湖ブルーとピンクのヤナギランの群落のコントラストが見事であった。

遊歩道は高低差があまりなく、のんびりと花々を堪能しながらのハイキングを楽しんだ。

 14:00野反峠休憩舎に到着。歩行距離8.9km、累積標高590m、行動時間5時間20分のAランクの山行であった。

 帰路に道の駅「六合(くに)」の敷地内にある「くつろぎの湯」で疲れを癒した。黒い湯の華が舞う硫黄泉で湯質は秀逸であった。30数年前、現天皇が皇太子の時代に訪れたことがある名湯とのことであった。

 天候にも恵まれ、夏の「天空の花園」と一体となれた一日であった。

                                Kakky(記)

八ヶ岳 赤岳よりキレットを越えて権現岳へ

2023.7.17(月)~18(火)

メンバー:まなちゃん(L)エミリー、ワコ、ミッコ(記)

 

 梅雨明けしたのでは?と思われる晴天の2日間。下界は猛暑続き。当然、大汗かいて暑さとの闘いの登山となった。

今回は、山梨県清里側の美しの森をスタートし長い県界尾根を、赤岳にダイレクトに登るコース。上部には岩場鎖場もあり、気の抜けない

ルートだった。赤岳頂上山荘で反省会と翌日のミーティングを兼ねて乾杯。

 2日目、山頂よりご来光を拝してからのスタート。またまた梯子、鎖場を通過し、阿弥陀岳や中岳、赤岳の素晴らしい展望を見ながら

キレット小屋へ。そこから向かう権現岳手前には、61段をほぼ直登する源治梯子がある。一気に登るには息切れがするほどだった。

難所を通過し天女山へ下山した。

 晴天に恵まれ汗だくの2日間だったが、なぜか最後、天女山から駐車場へ戻る2時間の歩きが長く感じられた。

秋田駒ヶ岳、乳頭温泉、そして早池峰山を満喫!

2023.7.8(土)~7.9(日)

メンバー:あち(L・記)、ケンちゃん、なお、こばちゃん、misaogano、とこ、ラッセル、ことりん、ワコ、まなちゃん(SL)、ゼブラ、クロさん、せき、エミリー、ゆず、アキ、ミッコ

早池峰山、秋田駒ケ岳は人気の山で山の会でもこれで3回目の企画だ。なぜこの組み合わせなのかは不明だが、地理的に遠いので日帰りは難しくかと言って一泊ではもったいないというのが理由だろう。今回はせっかく秋田駒ケ岳なら乳頭温泉に泊まらない手はないということで乳頭温泉=鶴の湯をベースに計画を作った。半年前に予約を入れても6名分しか確保できなかった。鶴の湯の人気の高さを改めて思い知った。この企画への申込者は総勢17名。定員のオーバー分は乳頭温泉の別の宿「大釜温泉」に11名分確保して実施となった。

【1日目】秋田駒ヶ岳
天気予報と相談して1日目は秋田駒ケ岳とした。東北道を盛岡までひた走り、秋田県田沢湖方面へ。目的地アルパこまくさ駐車場は満車だったが、なんとか駐車スペースを確保しシャトルバスで8合目まで一気に上がり登山開始だ。最初山頂方面はガスがかかっていたが徐々に晴れ、阿弥陀池辺りまで来ると青空が広がった。女目岳(男女岳)山頂は風が強かったが、絶景と花々が素晴らしかった。昼食後ムーミン谷に降りると花の百名山の本領発揮、次々と花の絶景が現れ写真を撮るので歩みが遅くなる。これも楽しみの一つだからゆっくり行こう。横岳へのガレた道は歩きづらかったが、所々にコマクサが現れ疲れが遠のく。途中何回かたぬき親父に遭遇した。暑いのにご苦労様と言いたい。下山後宿へ。二箇所に別れて温泉を堪能し、それぞれに宴会となった(はず)。

【2日目】早池峰山
2日目は朝から雨だった。秋田駒ヶ岳を初日にして正解だった。早池峰山の天気が気になる。岳駐車場からのバスの出発時刻にギリギリ間に合っての出発。小田越登山口には簡易トイレの販売所が。こういう時代になったんだね。ガスが出てきて濡れそうなので雨具を着て出発。途中の景色はガスでほとんど何も見えない。足元の花々をカメラに収めながら登る。たくさんの団体ツアーがいて、休憩しながら前後して登る。ハヤチネウスユキソウはもちろん、ミヤマオダマキ、カラマツソウ、ミヤマハンショウヅルなどそこかしこに見られる。山頂直下の鉄梯子を登り切ると、それまでの風は嘘のように鎮まり、天空の楽園と呼んでいいような花々が咲き乱れる庭園が現れる。これには驚いた。山頂では相変わらずガスで視界がなく、昼食を摂って下山する。御金蔵を過ぎた頃、いきなり霧が晴れ下界を見下ろすことができた。こういうのは当たり前に景色が見られることより感動が強いように感じる。

全体を通して大人数での山行だったが無事に帰宅できて本当によかった。山小屋も良いが、名物温泉を組み合わせた山行も悪くないと思った山行だった。

日光湯ノ湖・切込湖・刈込湖、光徳から戦場ヶ原へ・森と湖と花湿原

山行日  2023年7月7日(金)

メンバー: 山キュー(L)・山ちゃん(SL)・イトちゃん・ゆず・テル・チャコ・かよちゃん・ソウル・まゆみ【登山計画書記載順】

 

am5:00に烏ヶ森を出発。運転上手なリーダーとゆずさんの車にて、スイスイといろは坂を上り、時間通り赤沼駐車場に到着。そこから東武バスに乗って湯元温泉登山口に移動。日頃路線バスを利用しない自分にとっては、とっても新鮮な気分♪

リーダーから前もってSuicaが使えるとの案内があり、バスSuica初めての体験。一つ賢くなれた気分♪() リーダー、事前情報ありがとうございました。

 

『日光山温泉寺』の石碑横より、いざ出発!

木道を歩き始めるとややあって“湯畑”が出現。バスの中で嗅いだ硫黄の臭いはここから来ていたのか。日光にもこんな湯畑があったなんて知らなかった。テンションアゲアゲで先に進むと、何やら予想外の登山道が待っていた。木の階段交じりのまあまあな勾配の道が続く。ん~、歩き始め早々に心臓破りの上りだなぁと、誰にも聞こえぬ心の中で呟く。時折やってくる平らな道がありがたい♪ 燦燦と降り注がれる太陽光だが、木々に程よく守られての林道はとても気持ちよく、周囲は苔むした景観が続き、ジブリの世界に入り込んだよう。

 そんな道のりをどれくらい歩いただろう。突如美しいエメラルドグリーンの湖に出る。第一目的地の“刈込湖”だ。湖面は静かで周囲の木々が美しく映し出されている。しばし見とれて足が止まる。リーダーの発声で湖をバックに記念撮影。

timeを堪能した後、そこからしばらくは湖脇の林道を進む。次に現れたのは“涸沼”。名前の通り水は無く、広々とした高原地帯。「まるでスイスのよう」「馬が現れそう」等々、多彩な表現が漏れる。本当に素敵な空間だった。

 次に目指すはランチタイムを過ごすべく“光徳牧場”。アップダウンを繰り返しながら熊笹の道のりを黙々と進む。背丈近くある熊笹の道が終わると遠くまで見晴らせるような低い丈の熊笹の道のり。「この高低差の違いは何なのだろう。笹の種類の相違か、はたまた日当たり等の環境の相違なのか」なんて、レベル低めの疑問を胸に秘めつつ牧場を目指した。

 

 いよいよ光徳牧場に到着。「牧場のアイスクリーム」のおすすめ情報が事前にあったので、食後のデザートを楽しみにランチタイムがスタート。途中、山ちゃんの焼き立てステーキの差し入れを頬張りながら食事を済ませ、序でにトイレも済ませていざアイスクリームの元に!食事中だった様子の店員さんを急かすように購入。

無事に美味しいデザートを食すことが叶いました♪

 さてこれ以降はいよいよ戦場ヶ原に突入。整備された木道が現れ、歩く人も増えてきた。そしてお待ちかねの多種多様な花々の出現。黄色、ピンク、紫、白…ノアザミくらいしか名前を知らない私は色での記述になってしまい大変恐縮である() でも繊細な花や小さくて周囲の草に埋もれてしまいそうな花、鮮やかな模様の蝶がとまっている花はとても絵になる。等々、自分なりの楽しみ方で堪能させてもらった。一緒に行ったみなさんが次々と花の名前を発している姿にただただ感心するばかりだった。

 途中、男体山の勇壮な全景が見渡せる場所に出て記念撮影。いやぁ、久しぶりに間近で観た男体山、かっこよかった!

 その後は出発地点の赤沼駐車場を目指し、木道をどんどこ進む。途中、小学生や中学生の団体さんと幾度もすれ違う。元気な子供たち。「こんにちは~!」とあいさつを交わしながら進むこと20~30分はあっただろうか。約7時間の行程を無事に終えて、赤沼駐車場に到着。

 と、ここでおまけタイムが待っていた。完歩ご褒美のソフトクリーム。数名のメンバーが美味しそうに召し上がっていたが、光徳牧場でフライングアイスクリームを食べてしまった私、ソフトクリームは見送った(笑)

 

 梅雨明け前の日程で、天候が気がかりだったが全くの取り越し苦労となった。終始安定した陽気だった。林道が長く続いたところが多くあり、強い日差しも心地よい木漏れ日に変化した。行動距離14.5㎞。数年ぶりの長距離山行へのチャレンジは無事に終了することができた。

 山キューリーダー&山ちゃんサブリーダーはじめ、ご一緒させていただきました皆さんには大変お世話になりました。とっても楽しい時間を共有させていただいたことに感謝を申し上げ、締めくくります。またいつかご一緒する機会がありましたらよろしくお願いいたします(#^^#)

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2018年4月 那須塩原市に「なすしおばら山の会」誕生!
いろいろな山の会で多くの経験を積み重ねてきた、
ベテラン集団が立ち上げた山の会です。
創設から約6年!
新しい仲間がどんどん増えています。
ビギナーもベテランも大歓迎!
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