なすしおばら山の会

2024.4月~6月

祝瓶山 (花はなし、吊り橋、急登、急下降)

山行:2024年6月29日(土)山形県祝瓶山 ランクC 距離8.1km 標高差967

参加者: ラッセル(L)、ケンちゃん、まさ、こばちゃん、ゆず、まーちゃん、ニシヒロ、せき、イカさん、あやや、mow、みーたん、やす、タモさんの14名。

行程概略:黒磯板室IC 400=針生平登山口8001150一の塔(L)―1530登山口―(入浴)=黒磯板室IC2030

 

概要

午前4時少し前、全員集合し出発。少々早めの集合時間に寝不足気味の顔もある。リーダーは緊張気味で昨夜は寝付けなかったとか。入梅に続き全国的に線状降水帯の発生で天候予測も目まぐるしく変わり「てんくら」で登山指標がCからAに変わったのが昨日のことだった。みんなの祈りが通じたのか、北へ進めば進むほど青空が見えてくる。

登山口につく頃には霧も晴れて今日は暑くなりそうだった。そして今日は、Kちゃんのバースデー!「是非とも憧れの彼女に会わせてあげたい」とリーダーは願うのだった。

 登り始めると早速、きれいな川に細い吊り橋がかかっているではないか。早くも第一関門。不安定な上に踏板が細く、手すりのロープが離れた位置にある。下を見ると結構高い! そろりそろりと一人ずつ渡り終えた。あややさん、パリコレ行けそうな美ウォーキングでした。

林の中の緩やかな登りがあり、その後は一気に急登の連続へ。途中一カ所の下りはあったものの、ほぼ急登の連続。良く整備された道を上ると、細尾根にでる。日差しもあり気温は急上昇。だが、稜線から左に見えるのは朝日連峰の美しい山並みだ。上の方には雪渓も見える。「来てよかった!山の神様、天候回復ありがとう。」 

でも、さすがに急登の連続と暑さで体力を奪われ、計画より遅れ気味だ。標高1200mを超え、見晴らしの良い(日差しのきつい)尾根を歩き、予定よりかなり遅れて小高い「一の塔」に到着だ。ここで昼食を摂ることに。山頂は東北のマッターホルンと言われる三角錐に尖った形だが、まだ3つくらい先のコブだ。いかにも遠い。さすがにCランクの山だ。ここで、リーダーがベテラン隊員たちと相談し、引き返すと決断する。

 だが、大切なミッションが残っている。「いつも元気にみんなを勇気づけてくれるKちゃんの誕生日。何とかして彼女に会わせてあげたい!」 そこで、リーダーのもと希望者を募りサユリさんの探索に次のコブまで向かうことに。しばらく行くと、「見つけた!」との声が。いた、サユリさんだ。でも、ポツンと一人元気がなく、色褪せた寂しい姿だ。Kちゃんが悲しそうにつぶやく「サユリちゃん。婆さんになっちゃったの?」 優しい隊員たちがなだめながら「サユリさんは死んではいないんだよ。美しい姿は消えても、幸福の種を宿して、また一年、あなたを待っているのよ」とKちゃんに囁く。大自然の中で美しい光景や花に出会うのは貴重なこと。それだけでも感謝しましょう。Kちゃんまた来ようね。

 花の時期は過ぎていたけど、天気に恵まれ、仲間に恵まれ、楽しい山行でした。                                                                      (文責:タモ) 

【ヒメサユリ:別名オトメユリ 学名Lilium rubellum  Baker

  ユリ科ユリ族。日本特産のユリ。飯豊連峰、吾妻山、守門岳、朝日連峰周辺にしか群生しない貴重な植物。開花時期は6月~8月。花は薄いピンク色で香りは濃厚。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種。  

快晴暑すぎ馬蹄形:谷川岳馬蹄形縦走

2024615~16

参加者:ゼブラ(リーダー)、せき(サブリーダー)、ミッコ、アキ、山キュー、ノンちゃん、こばちゃん、麗子、ワコ、Mow(文責)

 615日:心配していた梅雨入りはせず、晴天の下谷川岳ロープウェイに朝9時過ぎに乗り込み、9時半に山頂駅から登山開始。梅雨空覚悟の山行だったが予想外、暑さとの戦いとなった。熊穴沢避難小屋までは樹林帯、その先肩の小屋までは日陰のないザレ道を上る。肩の小屋には12時前に到着し、昼休憩となった。ここは風が強く日差しがつよいものの汗が冷えて寒さを感じた。西には万太郎山、仙の倉山に続く谷川岳主脈縦走の稜線が見渡せた(次回はあちらへ!)。昼食後はトマの耳、オキの耳の谷川岳の双耳峰へ。ここはハクサンイチゲ、ハクサンコザクラなどお花が豊富で青空とのコントラストが素晴らしい。しかしゴールはまだまだ先。この後は風の通る気持ちのいい稜線を上り下りして一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳を越えていく。途中コイワカガミ、シラネアオイ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマなど登山道脇の花々に励まされてとにかく歩く。蓬ヒュッテには1645分に到着。リーダーゼブラ氏は女子軍団の中の黒一点のためか小屋主に「ガイドさん」と呼ばれていた。往復25分の水場まで水くみの元気はなく、350ml500円の高級飲料水購入を決意する。夕ご飯のカレーはコクがあって美味しく、夜中の風の音で一度目は覚めたがよく眠ることができた。

 616日:朝は曇りがちで小雨もぱらついている。準備体操のストレッチをして5時前に出発。雨が一時しとしと降ったため雨具を着たもののやがて青空が広がってくる。この日も雄大な稜線を見渡しながら七ツ小屋山、清水峠、ジャンクションピーク、朝日岳、大烏帽子、笠ヶ岳、白毛門といくつものピークを越えることとなる。登山道の脇はアカモノ、ミツバオウレン、ツマトリソウ、タテヤマリンドウなどなど。特に朝日岳周辺はムシトリスミレやチングルマ、朝日岳から笠ヶ岳にかけてはホソバウスユキソウ(?)の群落がみられた。白毛門から降りる際には2リットル少しあったはずの水もなくなりかけ、早くキンキンに冷えた炭酸飲料が飲みたいと念じつつ、足元注意の長い長い下りを耐える。1520分に白毛門登山口に下山。古めかしい「谷川連峰馬蹄形概念図」を写真に収めて終了となった。

 今回、筆者にとっては泊りかつ2日間アップダウンロングコース初挑戦の山の会山行でした。ペースを合わせていただき、同行のメンバーさん、リーダーのゼブラガイドさんには厚く御礼申し上げます。泊り山行に参加する自信がつきました!

 

尾瀬ヶ原は大安吉日

山行日 2024年 66日(木)

参加者 FT(リーダー)ゆず、山ちゃん、市さん、さくら、ゆき(記)6名 

♪夏が来れば思い出す♪はるかな尾瀬とおい空♫誰もが一度は口ずさんだ事がある尾瀬に行ってきました。今回は群馬県の戸倉からシャトルバスで鳩待峠へ。
鳩待峠から山ノ鼻まではブナ林の中を下っていきます。巨木が多く気持ちの良いコースです。山ノ鼻には山小屋、売店、トイレ、ビジターセンターがあります。 トイレ休憩をしてからいざ尾瀬ヶ原へ。

初めての尾瀬ヶ原。広いというのは知識としては分かっていましたが、本当に広い!ひたすら広い!!そして歌詞にも出てくる水芭蕉も見ることが出来ました。
池塘や湧水の池にイモリや魚の群れ、カエルの鳴き声、遠くの森ではカッコウの鳴き声、小鳥のさえずり、そして至仏山と燧ケ岳の景色を存分に楽しむことが出来ました。

下山後は鳩待名物花豆ソフトクリームを堪能。汗だくで疲れた体には嬉しいご褒美です。戸倉駐車場近くの温泉で汗を流し予定より2時間も早く帰途につきました。

 

一切経山・姥湯

2024524日~25

メンバー:まなちゃん(L)・さるちゃん・まさ・kakky・麗子・コジロー(記)6名

 

福島から山形へ、県境を越えて秘湯姥湯温泉へ。「帰りは電車で帰ります」と言わせた激坂山行。

 

524

絶景の磐梯吾妻スカイラインから浄土平へ。

風強めな浄土平ビジターセンターを8時前に歩き始め、酸ケ平で一休み。

強風の一切経山で、すっかり目覚めた魔女の瞳と記念撮影。(正式名称は五色沼⁉)

家形山で昼食。その先からすれ違う登山者は皆無。

雪解けの小川や残雪の上を進むが、荒れた登山道で夏道は見えず目印のリボンは色褪せて分かりにくく、ひたすらリーダーの後に付いて行く。

兵子、大日岳を過ぎると姥湯への長~い急坂を下る。(下りながら明日の登り返しをつい考えてしまう)

最後の長い梯子を降りると、秘湯姥湯温泉 桝形屋。

三方を断崖絶壁に囲まれ、単純酸性硫黄温泉のにごり湯かけ流し。(硫黄好きにはたまりません)

夕食は、山中の滋味深い内容で鯉のあらいや山ぶどうの葉の天ぷら等、普段お目にかかれないご当地食材をいただき大満足。

 

525

桝形屋を8時半に出発し前日の急坂をゆっくりと登り返す。

兵子での絶景、水芭蕉、上から覆いかぶさる笹に押し戻されながらの藪漕ぎを楽しんで、

家形山で2回目の昼食を摂り、一切経山から鎌沼・姥ケ原を一周し、楽しかった山行終了。

下山後は、高湯温泉 あったか湯で汗を流し帰途につく。

飲みすぎ注意
魔女の瞳
落ちないで

日本百名山 磐梯山(福島県猪苗代町)


山行日 2024年6月16日(日)
参加者 土鍋(リーダー).ビーさん.サエちゃん.Kakky.コジロー.ゆき.みーたん(記) 7名
磐梯山は福島県を代表する名山です。山麓の彩り豊かな湖沼群と素晴らしい景観が魅力の山です。
当日は心配していた雨予報もなくなり、清々しいお天気でした。
スタートは猪苗代登山口から表磐梯コースを歩いて行きます。初っ端のスキー場急登は斜度が最高30°程あり、砂利なので、滑らないように慎重に進みます。疲れた時は後ろを振り向いて、猪苗代湖と田園風景の絶景に後押ししてもらいます。しばらくはひたすら登るので、汗だくで体温も上がってきたので1枚シャツを脱ぎました。
樹林帯に入ると涼しくなり爽やかな風が吹き、気持ちよかったです。
赤埴山頂に進みます。これから目指す磐梯山と眼下に広がる猪苗代湖は雄大で素晴らしかったです。[二合目]と刻まれた石碑があり[まだ二合目?]愕然としました。[磐梯山は五合目が山頂]と教えてもらい安堵しました。
※どうして?と疑問だったので調べたところ①[富士山の約半分の標高だから]②[何度も噴火を繰り返し標高が約半分になったから]ということでした。
辺りには多くの花が咲いていました。ギンラン.コケイラン.ハクサンチドリ.イワカガミ.ベニマナイチヤクソウ.サラサドウダンツツジ.ウラジロヨウラクツツジ.ナナカマド.グンナイフウロ.ミヤマキンバイ.マルバシモツケ.タニウツギ.アカモノ.レンゲツツジ.マイヅルソウ.ギンリョウソウ まだまだ沢山名前も知らない花や山野草があり目も楽しめました。
セミやカエルたちも活動が活発でした。一生懸命に生きている様子が耳から伝わってきました。そして水場が二カ所もあり水量も十分。冷たくて美味しい水を飲んだお陰か、疲れた体に少し元気が湧いてきました。
山頂付近には国有種の[バンダイクワガタ]が凜として咲いていました。丁度咲いている時に来られて嬉しいです。小さくとも存在感は大きく[クワガタ]という名前と違って妖精のような花でした。
山頂に着くと晴天の日曜日とあってか、多くの人で賑わっており、海外の方々も見られました。
まずは祠にて[安全登山]のお祈りをし、360°の眺望を思う存分楽しみました。
お腹も空いたので[弘法清水小屋]に戻り、なめこ汁を食べたりコーヒーを飲んだり各々エネルギー補給しました。そこにはイタドリとミヤマオダマキが咲いていました。そして来た道を戻り下山しました。[歩行距離12.5㎞]
温泉場に行く途中[ウルトラマラソン]の参加者を見かけました。頑張っている人を見ると気持ちが高揚します。
[ヴィライナワシロ]は天然温泉でお湯が滑らかで体の芯まで温まりました。一日頑張った体を労り、汗と汚れを洗い流し、さっぱりとして帰宅の途につきました。
リーダー曰く[可愛いお花畑あり迫力の火口壁ありと、変化に富んだルート]言葉通りの表から登る意味がわかる魅力的な山でした。
バテ気味な私のペースにお付き合い下さった皆様ありがとうございました。
バンダイクワガタ

岩手山・姫神山・八幡平ドラゴンアイ

2024.5.17〜19(金〜日)
参加者: ゼブラ (リーダー)、あち、レイコ、 TF(記)

【1日目】黒磯板室IC10:00=宿泊施設【焼走り国際交流村コテージ】15:30 (移動日)
【2日目】焼走り交流村5:10ー焼走り登山口5:20ー10:05平笠不動避難小屋ー10:50岩手山(お鉢巡り)11:10ー12:30平笠不動避難小屋12:40ー焼走り登山口15:15ー【焼走り国際交流村】宿泊
【3日目】焼走り国際交流村5:00=城内登山口6:00ー6:(L)4:30清水神社(r)6:40ー7:40姫神山(r)8:10-8:40清水神社(r)8:40-城内登山口9:10
ドラゴンアイ(大渋滞)14:00 黒磯板室IC21:00

2泊3日で東北遠征・岩手県のシンボル岩手山と姫神山攻め、おまけでドラゴンアイも攻略!
1日目は移動日でのんびり、宿泊は焼走り交流村バンガロー。隣接の大浴場とサウナで整い。準備万端。
2日目、いよいよ岩手山目指して朝5時30分スタート。
快晴の中、途中まで広葉樹の樹林帯をトレッキング気分でいい感じ、標高を上げるといよいよ雪が出てきて危険を感じるトラバースからはチェンスパイクを着用。
岩手県内の高校登山部10校70名?ほどの大人数がいて大渋滞、高校生たちはチェーンスパイクを持っていないしサングラスもしていない。(大丈夫?)
樹林帯を抜けてからは展望が開けて下界のパノラマがパーン。明日登る姫神山も綺麗に見えました。
山頂は快晴でしたが暴風、お鉢巡りは景色の変化を楽しめるのでおすすめです。
途中の避難小屋にはトイレもあり、10時間の山行でしたがそれほど疲れなく?下山できました。
3日目は姫神山。
大和僧登山ロ を6時スタート。駐車場は私たちだけ。
山頂からは360度の大パノラマ、昨日登頂した岩手山もバッチリ。
サクッとのぼれて眺望もいい、おすすめの山です。
3時間ほどで戻ってきたら、駐車場はいっぱいになっていました。

今回の隠れメイン、八幡平のドラゴンアイ!
向かう道路アスピーテラインは大大渋滞。はまって何と4時間以上停滞~_~;
ど根性で粘り、辰年に開眼したドラゴンアイとドラゴンの涙を見ることができました。
これで岩手を完全制覇!

「南高尾セブンサミッツ」 令和6年5月11日(土)

参加者:あやや(L)、麗子、ミッコ、ノンちゃん、タモさん

天気快晴

【概要】

 AKBスペシャルメンバー(自称)4人と付人1人のチームに課されたミッションは、

日本一登山者が多い高尾山(東京都)南方の7峰を巡りハート形の軌跡を描け”というものだった。リーダーの発案により、列車を使った現地集合型の山行となり、全員612那須塩原発の始発新幹線に乗り東京駅に到着。 

だが、いきなりハプニング勃発!「中央線は人身事故により運転を見合わせ、再開は7時50分頃の見込みです」と駅員のアナウンス。どうする?どうする?「新宿まで移動して京王線か」と慌てるTさんをAリーダーが「うろたえるな、待つべし!」と一喝。さすが、落ち着いた指示に身がビシッと引き締まる(一生ついていきます♡)。

ようやく高尾山口駅に到着し、登山開始は950と計画より20分遅れ、始発利用のアドバンテージも含めれば50分ほどのロスタイム。果たしてミッションは成功するのか。

高尾山頂までは自然研究路6号をたどり、快晴の新緑の中を気持ちよく進んだが、だんだん道が狭くなり、泥でぬかるんだ悪路となった。おまけに、団体登山のグループが狭い道をふさぐように進んでいる。アリの行列。最悪だ。山頂まで何時間かかるのか?みんなの顔に焦りの色が。

その時、後ろからトレイルランの若者達数人が「ちょっと失礼します」と爽やかに横をすり抜けて登っていくではないか。と、すかさず鬼軍曹Rに尻を押されAリーダーがスルスルとトレイルランナーを追いかけてトップギアで登りだすではないか。良いんでしょうか?と思いつつも、付いていくしかないでしょ「御免あそばせ」と。そのまま勢いがついて頂上近くまでどんどん登っていく。「これじゃ早すぎて最後まで持たないよー」と後続から悲鳴もちらほら。でも、山頂についた時にはすっかり遅れを取り戻し計画を上回るペースに。AKBパワー恐るべし。

高尾山頂はさすがに土曜日とあって原宿並み混雑。雑踏を抜けて大垂水方面に降りて行き、気持ちの良い緑の中を快適に進んだ。でも、意外に急勾配、急階段のアップダウンもあり、徐々に疲労が足に来る。でもご安心あれ。メンバーのおしゃべりはR子さんを中心に全開で向かうところ敵なし、疲れも吹っ飛ばす勢いだ。その勢いに乗り、大洞山、金毘羅山、入沢山と順調に進む。登山道はよく整備されており、途中でランチや休憩をとった場所には丸太で作ったベンチやテーブル、そしておしゃれなザック掛け(木の枝を削ったフック)があり「さすが観光地の山」という感じ。おまけに、“天空のレストラン”まであるではないか。もちろん食堂ではなく、景色のいいベンチとテーブル。いや~東京・神奈川の山はイチイチおしゃれじゃのう~。

泰光寺山、榎窪山までくれば、♡ルートの下の方のとんがった部分からの折り返しだ。地図を見ながら「そろそろハートのてっぺんあたりか」と考えながら歩いた。

ここでひとつ、Tさんから唐突になぞ掛けが。「春の終わりとかけてなんと解く? 仮面ライダーと説きます」と出され、皆さん不信顔(このおっさん大丈夫やろか?)。「その心は?」 ⇒「迫るショカー(初夏)」。 若い人にはわかんねえだろーなー。

気を取り直して最後の草戸山に向かう。ここを過ぎればあと少し、と思いきや駅まではまだ1時間近くありそう。最後の方はさすがのAKBも口数が少なくなりがち。ここでR子さんからのカンフル剤「本会登山お笑い名場面」の話題が出てくると、皆さん元気を盛り返し、足のつらさも忘れ、笑いで顎が外れる方が心配になってきた。

最後に民家の脇の細道を抜けると、スタート・ゴール地点の高尾山口駅が見え、無事到着。歩いてハート形の軌跡が完成し、ミッション大成功。ご利益として愛に満ち溢れた老後が送れそう。一応ここで山行終了となったが、駅に直結ベストポジションに極楽温泉がお出迎え。気持ちよく入ってきました。

以上、南高尾セブンサミッツ・ハートトレイルは、3万歩以上歩いて充実した楽しい山行でした。報告は付人Tでした。

2024 前期『歓迎山行』IN 古賀志山

2024年4月28日(日曜日)
メンバー:ケンちゃん(L)・ISOやん・ジョージ・さかさん・アイちゃん・トポ・大ちゃん・フミ・ラッセル・イカさん・イトちゃん・朔ちゃん・ニシヒロ・山ちゃん・あち・こばちゃん・市さん・イコちゃん・かよちゃん・コジロー・ゆず・急便・土鍋・タモさん・あっこちゃん・さくら(記)    参加人数:26人                          

2024年前期入会者の歓迎山行が 4月28日(日)古賀志山において実施された。
5名(都合により1名不参加)の新会員は21名の先輩方と共に4班に編成されて、
8:00 宇都宮森林公園Pを歩き始めた。
 今日のコースは、北コースから古賀志山 さらに御嶽山へ。
それから南コース 休暇村管理センターを経て、出発点に戻るというルートである。
この日、夏日予報が出て暑さが心配されたが、幸いなことにこのコースは山頂や林道を除けば、ほとんど樹林帯である。赤川ダム付近の青楓の葉はひときわ美しく、時折吹く風は何とも心地良く、水場付近には、白雪ゲシ、ホウチャク草、チゴユリなどが咲いていた。
古賀志山山頂・御嶽山山頂では真っ青な空の下、集合写真撮影と山座同定で過ごし下山開始した。
南コースの長い階段を下り林道を歩き、12:00管理センター前の広場で昼食となる。
木陰に入ると、ここでも爽やかな風が吹き抜けた。
食後は全員でコーヒータイムになり、先輩方の背負って来てくれたお湯で入れるコーヒーの味はまた格別であった。
歓迎式が始まり、まず伊藤会長と竹田顧問から会創立時のいきさつや理念、山への想いなどをうかがう。次に昨年入会の3名の方から入会後の感想を頂き、最後に新会員が各々の山との係わりや、今後の希望などを述べて終了となった。
13:20出発点の公園Pに戻り、15:00に予定通り集合地解散となった。
 ケンちゃんリーダーの細やかな準備と配慮は、まさに今日の風のようで実に心地良く吹き渡っていた。
この歓迎山行は【さわやかな風の山】として記憶に留めたいと思う。

清津峡と秋葉山

2024年4月21日(日)日帰り
メンバー
まなちゃん(L)、ミッコ(SL)、こばちゃん、やす、ノンちゃん、市さん、るな、山ちゃん、ゆず、ことりん(記)
10名

新潟県の清津峡は黒部渓谷(富山県)、大杉谷(三重県)とともに日本三大渓谷であり、国の特別名勝・特別天然記念物です。
清津峡トンネル終点では渓谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間が広がり、インスタの映えスポットとして大人気です。

朝5時45分集合
車2台で出発

アノ景色が見たい!あの景色の中に入ってみたい!とみんな期待に胸躍らせていました。

清津峡トンネル内にはユニークで面白いトイレがあります。
使用するには度胸と勇気が必要です。

本当にあのような写真が撮れるのか?
半信半疑でしたが、リーダーがビックリするくらい上手に写真を撮ってくれました。
とても良い想い出の一枚になりました。

土産店で買い物後、次は秋葉山登山。山頂でお昼ご飯。
山の会発足以来、1番ラクな山?で登山というより登山歩。

温泉に入って道の駅で買い物して16時帰着。

運転手してくださったお二方には長距離で大変だったと思いますが、朝遅く帰りは早い山行だったので遠い新潟が近く感じられました。道中もおしゃべりに花が咲き、ゆったりのんびりゆる〜い楽しい山行でした。

残雪期登山入門  博士山

2024年4月6日(土)
参加者:ヤモシン(リーダー),山キュー,mow,あみちゃん,イカ(記)
博士山(1481.9m)は、会津豪雪地帯の柳津町・昭和村・美里町の境界にどっしりと構える秀峰。手付かずの自然林に覆われ、標高の割にスケールの大きな沢と険峻な尾根を持ち この時期残雪も多く 残雪期の登山入門に打って付けの山。

5:30 道の駅湯の香塩原に集合し出発
7:20 道海泣き尾根登山口に着くも駐車場未除雪林道端に駐車し登山準備に入る。残雪の状態はザラメ状でアイゼンを携行しチェーンスパイクを装着する。
7:40 登山開始、林の中の緩斜面を進み 道海泣き尾根の急坂に取付く ロープが所々に設置されているが残雪が多くほとんど利用出来ない油断すると踏み抜き 足探りでステップを切って進む、梯子の有る所は雪が消えておりホッ!! シャクナゲ同門を過ぎた辺りで「ドドドーーー」少し時間をおいて「ドドドーーー」雪崩 質感のある腹に響く音と振動 以前経験した表層雪崩とは異なり 一寸ビビル!!
10:20 尾根分岐に到着 mowさんがワカンに履き替え軽快に尾根歩き 雪庇が出ており部分的にスジ(下はクラックか?)気温も高く踏み込むと水が染み出て来る 慎重に山頂を目指す。
11:45 博士山山頂 一等三角点が有るはずだが積雪で確認出来ずランチタイム。
12:10 食後アイゼンに履き替え下山開始
13:10 尾根分岐に到着 近洞寺尾根に入る
13:20 近洞寺山 そのまま尾根を下る
13:50 雪も少なくなりアイゼンを外す
14:10 下降点 降り口見失い行きすぎる
14:55 近洞寺尾根登山口着
15:10 道海泣き尾根登山口着
残雪期登山入門にふさわしくチェーンスパイク,アイゼン,ワカン等装備と歩き方が体験出来、雪崩を近くで体験出来たのは収穫です。

カタクリの大群落へようこそ〜吾国山(わがくにさん)

2024.4.6()

メンバー:麗子、クロさん、まーちゃん、山ちゃん、kakky、あやや、沢ちゃん、まなちゃん(代理L

 

 茨城県の福原駅から岩間駅に至る「笠間アルプス」という低山縦走コースのうち、福原駅から吾国山までをピストンで歩きました。福原駅でレインウェアを着てのスタートだったものの、天気は回復傾向で問題なく山行を実施することができました。

 一般道から登山道に入ると、およそ100メートル(109m?)毎に石に刻まれた「丁目石」がありました。丁目石を見つけては何丁目かを確認しながら山頂を目指しました。よく整備された明瞭な登山道を進むと、山頂北側直下に見事なカタクリの大群落がありました。カタクリの群落はあちこちにありますが、吾国山の群落はかなり規模の大きいものではないでしょうか。最盛期にはちょっと早かったように思いますが、この山行の目的を果たすことができました。また、山頂近くのブナの巨木も素晴らしく、吾国山と難台山の間にはスズランの群落もあるようで、季節を変えて笠間アルプスを縦走するもの楽しいでしょう。

 吾国山の山頂には山名版はないものの小さな神社が鎮座していました。水分補給と行動食をとったあと下山を開始しました。登山口にある鳥居を振り返ると「我国山」の文字があり、日本武尊の伝説がある山だということがわかりました。

 下山後は福原駅からすぐ近くで、本家出雲大社(島根県)よりも大きい大しめ縄があるという常陸国出雲大社にお参りしました。縁結びにご利益があるという神様に二拝四拍手一拝で参拝し、大しめ縄にコインを投げると見事突き刺さりました。縁結びのご利益ゲットです。(本家では禁止されているがここでは禁止されていなかった。)帰路、桜川で昼食にラーメンを食して終了と相成りました。

(まなちゃん記)

土岳(茨城県599m)

2024/4/3 (水) 
メンバー:急便(L)、イトちゃん、テル、チャコ、山ちゃん、イコちゃん、まゆみ、ビーさん、サエちゃん、フミ、大ちゃん、ゆず、かよちゃん、ケンちゃん(記)     以上14名

なんと言っても、今回の土岳は『土岳で美味しい山飯を』というお楽しみ山行とあって、参加者も14名と多かった。
リーダーは勿論、イトちゃん達が主に成って、山飯(?チャーハンと餃子スープ)を本番さながらの練習を繰り返し、本番を待つばかりに成っていた。
ところが無情にも、ピンポイントで当日だけがお昼から雨予報?で山飯は中止。
悔しい思いは有るものの、リーダーの的確な判断でお昼頃には下山出来るようコースを変更し山行を実施した。
今回の、テーマでもある『イワウチワの群生地を探してみませんか?』は何と、中腹近くに可憐な咲きたてのイワウチワの群生を発見することができ、参加者の足が止まり笑顔で撮影時間?となった。
山は3時間余りで下山となったが、帰りに近くの高萩電波望遠鏡を見学して来た。

電波望遠鏡は長野県野辺山に有る直径45mが日本最大のパラボラアンテナで有名だが、高萩はそれに次ぐ直径32mの大きいパラボラアンテナも圧巻だった。
3月後半からの寒波で例年よりも2~3週間サクラの開花が遅れていて、高萩サクラ宇宙公園内300本のさくらも数輪しか咲いていなく、雨も降ってきた。

帰路は本格的な雨となり、解散となった。

ここ土岳は季節に合わせて色々な見どころのある所なので、次回に期待します。
イワウチワ

CONTACT

2018年4月 那須塩原市に「なすしおばら山の会」誕生!
いろいろな山の会で多くの経験を積み重ねてきた、
ベテラン集団が立ち上げた山の会です。
創設から約6年!
新しい仲間がどんどん増えています。
ビギナーもベテランも大歓迎!
一緒に山をenjoyしませんか!

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